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今日私は自分の子供を殺しました
第6章 過去の傷
「俺は怒りでいっぱいだった…あんな女に転がされてイジメも見てみぬふりのユウにも
おもしろおかしくいじめを続ける女子にも
そしてなによりあの女を
俺は許せなかった。
俺は次の日、藍の事は心配だったが学校を休んで
あの女の学校で待ち伏せをした。
しばらくしてあの女が出てきたよ。
先輩か?って男に肩を組まれイチャイチャしながら出てきやがった。
俺に気付いたら女はほくそ笑みながら言った」
あれ?やっぱりうちとセフレになりたくなっちゃったぁ?アハハハハ
「また新しい男かよー
と男とイチャイチャしながら馬鹿にしたように
大爆笑してる下品で卑猥な糞女。
人の傷みをわからない糞女。殺してやりてぇ。
もう、藍のイジメを辞めさせてくれ。
もう充分だろ。もういいだろ。」
はぁ?うちは学校にこれなくなるまで続けてって頼んだんだけど
まだ学校行ってるんでしょ?じゃぁーあっ、まだだーめ!
ほんっとしぶといよねぇ
粘着質な女は嫌われるって教えてあげればぁ?
「粘着質はお前だろぉが基地害」
はぁ?
「俺は女の胸倉をおもいっきり掴んで拳をあげた。
女は更に大爆笑したあと
ひるみそうなくらいの目つきで睨んできた」
殴るなら殴ればぁ?
うちはそんなの全然怖くない!弱い女が大っ嫌いなんだよ!だからうちが鍛え直してやってんだろ?
感謝くらいしろ!!!!!!!!
ドン―…
「俺は女を突き飛ばした。
おい!!!!!!!何してんだユウスケ!
振り返るとそこにはユウがいた。
大切な彼女を突き飛ばされて怒りを隠せないユウが」