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今日私は自分の子供を殺しました
第6章 過去の傷
それから直ぐに、藍は学校を辞めた。
毎日俺は学校の帰りに藍の家に行き、
おばさんに手紙を受け取り
朝学校に行くときにおばさんに
手紙を渡している。
藍との文通だ。
藍は親にさえ顔を見せなくなった。
1日中部屋に閉じこもっているそうだ
俺の手紙もちゃんと読んでくれているのか
返事はきまって、同じ内容だった…
それから数ヶ月がたった頃…
藍のおばさんから連絡があった。すぐに来てほしいと、
俺は何事かと思い急いで藍の家まで飛んでいった
インターフォンを押しても出ない、
勝手に部屋の中に入ると
おばさんが椅子に座り頭を抱えながら俯いていた
物凄く疲れてる様子だった
「おばさん?」