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夜は、毎晩やってくる。
第6章 三者面談

「しょうがないな、お前は……」

 先生の顔が呆れるを通り越してしまった。
 なんかもう、どうでもいいやって顔。勝った!

 そして、ネクタイを緩めてベルトを外す。

「来いよ。三者面談だ」

 私はすぐに飛びついて、先生の息子さんにご挨拶をした。
 ジッパーを降ろして、腰を浮かして貰い、ボクサーブリーフを両手でずり下げる。

 すると、健やかなピンク色をした腕白坊主が元気よくこんにちはーしてくれた。まっすぐで、芯の強そうな素敵な坊やだこと!

 私は外人風の挨拶と洒落込むつもりだったけれど(だって、英語の先生なんだし)、顔を近づけた途端に両のほっぺをギュッと挟まれて、その企ては阻止されてしまった。

「面談の時間はそれぞれ10分と決まっているんだ、くだらんやりとりのせいで、もうお前の時間はそんなに残っていないんだよ」

 ええっ、そんなあ……!
 そんなの、私のせいじゃないのに……。

「だから、さっさと本題に入るぞ……座れ」

「え、そんな、いきなりですか……」

「どうせもう濡れているんだろ?」

 うはー。ミもフタもないなー!
 その通りですけど! でもさ、もうちょっと私の立場も考えてくれたって……あんっ!

 京介の指が触れて、私のソコが本当にそうなっていることを確かめる。
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