この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
夜は、毎晩やってくる。
第6章 三者面談
「やっ……あ、んっ……ふあっ……せ、先生の指ぃっ……ああんっ……くちゅって……」
「あんまり大きな声を立てるな。廊下には人がいるんだ」
「でもっ……んんっ……こんなの……気持ち良い……甘い声、自然と出ちゃうんだもん……」
「やれやれ」
どうしても喘ぎを抑えられない私の口に、先生がすっぽりと唇を被せて覆ってくれる。
じゅぷじゅぷとたっぷり唾液を絡めて這い込んで来る大人の舌。
んっ……はあっ……ああんっ……キス……しちゃった……先生とキスしてるよお……私……。あんっ、お口、とろけるぅ……とろけちゃう……。
瞳がうるうるに潤んでしまって、せっかくの至近距離なのに、先生の顔がボヤける。その伏せた長い睫毛、こんなに近くで見るチャンスなんてないのに。
代わりに、私は自分でなんども瞬きをして、先生の瞼をくすぐる。
その下では唇と唇が、鼻の頭と頭が、くすぐり合っこ。
やんっ……ああんっ……。
お顔とお顔でセックスしてるみたい。私、感じてる。凄く、感じる。
そして口づけを交わしたまま、いつの間にか私はパンツを脱がされていた。
布地越しに触られていたのが、気づけば直接に。
私の大事な所に、ちゅくりと水音を立てて侵入してくる先生の指。男の人にしては細くて長い綺麗な手をしているけれど、それはやっぱり女のとは違って、いつも代用として使っている私の指より全然力強い。