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夜は、毎晩やってくる。
第6章 三者面談

 ビュグッビュグッという律動が爆ぜて、私の中で噴火する先生の灼液。
 溶岩、マグマ。そんなようなものと多分同じエネルギーが子宮の壁を打ち、のた打ち回る。注がれて私は先生のものになる。よく「女になる」と言い方をするけれど、それが本うにどんな意味かわかった。

 私は先生の女になった。先生のものになった。
 嬉しい。感激の電流が男の精の電極を引きつけて私の中へと吸い込んでいく。
 それは途方もない悦びだった。

「あ……ああっ……あっ……ん、ふ……あ、あぁ……」

 余韻に意識をもっていかれて、ガクリと背中から後ろへと倒れ込みそうになった私を、ガッシリと先生は抱き留めて、そして、やさしく唇を吸ってくれた。

 凄く、素敵。
 今度、授業中に湿しんしてみようかな。そうしたら同じように抱き留めて
キスしてくれないかな。皆の見ている前で。

 そうして、私と先生の三者面談は終わったんだ。
 パンツを穿き直して教室を出る前に、私に向かって先生は言った。

「……進路の事、ちゃんと考えておけよ。まだ1年生だからって油断してると、卒業なんてあっと言う間だぞ」

 ……いいもん、あっと言う間で。








《三者面談 了》


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