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夜は、毎晩やってくる。
第10章 ダンサー・イン・ザ・ダークライト
リュートにはミズキが、亮介にはタエがそれぞれ絡み付いていた。
アシスタントとはいえ、二人とも一流のダンサーだ。私と同じように、苦も無く彼らの動きについていっている。
量感のある体つきのミズキは、リュートの腕を自分のタンクトップの中へと導き入れ、リズムに合わせて揉ませていた。
タエは小柄な同士、亮介とはいいカップルのようだ。
前から抱きつき、挑発するように腰をこすりつけている。
三組の生きた竜巻となる私たち。
女の体覆われて衣装の光がまばらとなる。
やがてそのまばらな光も、一枚、また一枚と剥ぎ取られ、男の子たちの体が闇の中に溶かされていく。
見えなくなった姿で、何を表現するの?
どうやって伝えるというの?
♪もっと もっと ひざまづかせてよ
♪僕の指先に 熱い吐息の指輪はめてよ
直接、素肌に舌を這わせ、鍛えられた肉体を堪能する。
身震いの律動に伴走する私の官能。
それは足りない酸素を補うように、手足の先の隅々まで甘やかな蜜となって行き渡った。
ダンサーズハイが狂わせる。
理性はとうに吹き飛んでいた。
ブーメランパンツの中の一雅のペニスはすでに巨大に成長していた。
滑る布地を引き降ろして、それを外へと解放してやる。