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夜は、毎晩やってくる。
第1章 プレイ・フォー・ペイ
やめて! そんな事言わないで!
恥ずかしい! 匂いも嗅いじゃダメーッ!
「ほら、五千円な……」
ズブッとブラにお札が挿し込まれる。
それが乳首に擦れて……
「あンッ……!」
声が出てしまった。
そこにすぐ、ブラの上から自分のものじゃない指が喰い込んで来る。
「ああっ……あああっ……あはぅっ!」
「声、エッれぇ~♪」
「もっと出してよその声!」
「んんっ! 出っ……出したくて出してるわけじゃ……っ」
「じゃあなんで出してるの?」
「気持ちいいから出ちゃってるの?」
「や……ぁぁ……やぁぁん……ンッ!」
口々に私を責めながらも、二人の手は――多分、一人ずつひとつのおっぱいだ――あたしをいじくるのを止めない。
「や、あぅっ……そんなにしたら……ブラ、歪んじゃ……ぅ……」
そう言うと、少し優しい手つきに変わる。
なぜるようだったり、持ち上げるようだったり、こそばゆい動き。
それは最初に揉みだされた時ほど快感は生まなかったけれど、そのせいでかえって、それまで味わった強烈な刺激がふわっとおっぱい全体にしみ渡る感じで……。
「あ……く、ぅぅ……ン、ンンッ……直接……直接……で、いいよ……」
そんな事をあたしに口走らせてしまっていた。