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夜は、毎晩やってくる。
第1章 プレイ・フォー・ペイ

 そして、溜まった気持ち良さがあたしの体の深海へと伝い降りてゆく。
 深くて昏い海の底……。
 溢れる水の源泉へと。

 パンツ、絶対べちゃべちゃになってる……絶対……ヤダ……帰るの、どうしよう。脱いで帰る? そんなの、無理!

 ほら、ぐっしょり……。布の上から触られただけでわかる……って、えええっ!?

 触ってるの、誰!?

 あたしじゃなかった。
 あたしじゃない指が、あたししか触ったことのない場所を触っていた。

 そうだ、いつの間にか、おっぱいを揉む感触がなくなっていた。
 乳首に口づけたまま、手はあたしの下のほうに回されてる。

 二人とも……!
 やだっ! 何これっ!

 パンティのピチピチの窮屈な隙間をずらして、這い込もうとしてる。

「いやっ……ちょっと、どこ触って……あっ!」

 抗議している間に届いてしまった。
 到達されてしまった。あたしのヒダヒダに。

「ンンンンゥンンンッ~ッ!」

 滑り込まれ、割れ目をなぞられる。毛に……ああっ……あたしの恥ずかしい毛にも触られちゃってる……

「……いやあっ!」

「追加料金はちゃんと後で払うのよ……」

 詩利香が平然として言う。
 追加料金……そうだ。また、お金が貰えるんだ。

 これ……我慢したら……。

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