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夜は、毎晩やってくる。
第1章 プレイ・フォー・ペイ
羞恥の作用でじゅんじゅんと再び濡れだすあたしの股間、それはもう布によって隠されていなくて。はだけたスカートから黒い毛といっしょにさらけだされてしまっていた。
「や……ぁ……ん」
「なあ、もうひとつだけサービスしてくんねーかな?」
鈴木山くんの声。
あたしは目を明けていられない。
「……美緒のオマンコ、見て下さいって言いながら、指で拡げて欲しいんだ」
息が止まる。
そんなこと……!
言えない!
「いいだろ? 俺、ほとんど全財産使っちまったんだ」
あ……そうだった。
わかるよ……あたしも、零音に使っちゃったから。
鈴木山くんも……あたしに……。
でも、あたしの心は零音のもの。
だったら、せめて……応えてあげなくちゃ……
「わ……わかった……」
蚊のなくような声って、こういうのかな……そう思った。
聞き取れないぐらいの声が――っていうよりほとんど音……だったかもしれない――が……出た。
体を支えるのは片腕にして、アソコに、縦筋のあたしのヒダの左右に人差し指と中指を逆V字にして添える。
「……あたしの……み、美緒の……オッ……おま……」
言うの!?
ホントに言うの!?