この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夜は、毎晩やってくる。
第1章 プレイ・フォー・ペイ

「動かしてぇ……もっと……」

 ふたりきりじゃないのに。
 人に見られているのに。

 あたしははしたない言葉でおねだりをしてしまっていた。

 激しく……もっと、激していいよ!

 気持ちいいんだもん、気持ちいいんだもん!
 もっと、気持ちよくして! 貴方の好きなように!

 ああ、ああ! 零音!

 貴方に捧げるロストバージン。
 受け取って、この痛みと、気持ちの良さをあたしの身体に刻むから!

「あっ……あぁ~っ! ッ……イ……い、イイッ! なんか、気持ち良くて、ああっ……変になっちゃ……変にっ……アアンッ! おかしくなっちゃう! ああんっ、アアアッ! アアンッ! アンッ! アアッ! 凄いっ……もっと! アアッ……突いてっ! ああっ……アアアアッ! 気持ちイイッ! 凄いッ! 凄いようっ! ハアアアアアンッ!」

 ゾクゾクしてゾクゾクして、すくめた肩に、鈴木山くんの愛噛。
 それがもっと深い快感を、歯型と共にあたしに刻む。

「あああああ~ッ! アーッ!」

「好きだっ! 美緒……愛してるっ!」

 あたしもよ、零音! 愛してる!

 あたしも……あたしも……ッ!

 ドック……と何かが脈打つような感覚があって、鈴木山くんの身体が少しの身震いと共に動きを止めた。

/156ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ