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夜は、毎晩やってくる。
第2章 えすかれ
「駄目だよ、そんなこと!」
スカートを上げようと後ろに回した雛子の手首を掴んだ稜也が、そのまま露出したお尻の地肌に空いた方の手で触れる。
「ひやっ……」
「うわ……凄い体温。暑かったの?」
すべすべした雛子のお尻を撫ぜながら、意地悪を口にする稜也。
「アンッ……ん……あぁっ……っ」
「あれ、この辺り……汗ばんでるよ? いや、これは汗じゃないのかな?」
「い……ゃぁ……恥ずかしいこと……言わない……っ……で……っ」
口ぶりとは裏腹な優しい愛撫。
他人に見られてるかもしれないというスリリング以上に、その絶妙の指づかいのせいで、雛子はどんどんどんどん、感じさせられてしまう。
「はぅ……くっ……駄目……大きな……声……出ちゃう……からぁっ……」
「大丈夫、ヒナは我慢できるよね?」
できないよ……。
そうは思うが、言葉にならない。
溢れて来るのが自分でもわかる。
奥から、甘いジュースがこぼれて稜也の指を伝い、雛子の分身のように絡みつく。