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夜は、毎晩やってくる。
第5章 おねしょたホワイトDAY!

 で、翔太もまたこういう性格だから、余計いいようにされているのだろう。
 だからねーちゃん、男と女が分かれてる運動部にしとけって言ったのに。

「で、先輩が翔太は本当にショタだねって」

 けしからぬ上級生がいるらしい。
 ぬう、私の弟になんて言葉を仕込んでんだ。

 そいでもって、このサラサラヘアーを毎日ポコポコ気安く叩いとるのかい。
 いや、叩いてるだけじない、撫ぜ撫ぜしたり、指入れて梳ったりしておるに違いあるまい。おのれ、女どもめ!

 そういえば、先月のバレンタイン、翔太はいっぱいチョコ貰ってたな。

「翔太、もしかして、この肩たたき券って……」

「しょたたたき券だって!」

「ああ、ごめん。しょたたたき券って、私だけじゃなくて皆にも?」

「うん、全員にプレゼントするんだ。おかげで昨日徹夜しちゃった!」

 何をやっとるのか!
 というか、これからだ。ホワイトデーは明日だからな。

 良かった~。

 今日は日曜。家族ということで一足先に渡してくれた……そのおかげで、おそろしい計画を未然に防ぐができる。

「翔太、こんな券なんかプレゼントしなくたって毎日叩かれてるんでしょう?」

「うん」

「じゃあ、あんまり意味ないんじゃないかな?」
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