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秘密の二段ベッド
第2章 師匠大活躍

ゆっくり何かを擦るような音。かすかな吐息。
前に聞いたのと同じ、お兄ちゃんがオナニーする物音。
心臓の音がまた耳に響きだす。
どうしようどうしようどうしよう。
頭の中でぐるぐる思っても、実際にはどうしようもない。
わたしはとにかく身動きしないようにして、お兄ちゃんがイくのを待った。
その間わたしのアソコもドクドクしっぱなしで、触らないようにするのに必死だった。
ぎゅっと手を組んで待つ。
やがてお兄ちゃんの立てる物音が激しくなって、はぁっ……! と大きく息を吐き出した声のあと、しばらく静かになった。
イッっちゃったのかな……。
ドキドキしながらじっとしていると、ティッシュを引き抜く音が聞こえて、ごそごそ動く気配。
そっと布団から顔を出すとなんだか変な匂いがした。
わたしのとは違う、生臭い様な匂い。
これ、お兄ちゃんの……?
わたしは布団をかぶり直して、無理やり目を閉じた。
お兄ちゃんも、下で横になったみたいだった。
お互い何も言わない。何もしない。
しばらく心臓の音がうるさかったけど、目を閉じてじっとしているといつの間にか寝てしまっていた。
朝起きると部屋はいつも通りで、まだお兄ちゃんの小さな寝息が聞こえていて、なんだか昨夜のことが夢だったみたいに感じた。
起きてベッドを下りる。お兄ちゃんのいる下段にはカーテンが引いてあって、姿は見えない。わたしは音をたてないように身支度を整えて部屋を出た。
お母さんやお父さんもいるところじゃないと、顔を合わせるのが怖かった。
顔を洗ってキッチンに行くともう朝ご飯が並んでいて、お母さんが「おはよう」と笑いかける。
わたしはなんだか悪いことをしたような気分で、「おはよう」が小さな声になってしまった。
前に聞いたのと同じ、お兄ちゃんがオナニーする物音。
心臓の音がまた耳に響きだす。
どうしようどうしようどうしよう。
頭の中でぐるぐる思っても、実際にはどうしようもない。
わたしはとにかく身動きしないようにして、お兄ちゃんがイくのを待った。
その間わたしのアソコもドクドクしっぱなしで、触らないようにするのに必死だった。
ぎゅっと手を組んで待つ。
やがてお兄ちゃんの立てる物音が激しくなって、はぁっ……! と大きく息を吐き出した声のあと、しばらく静かになった。
イッっちゃったのかな……。
ドキドキしながらじっとしていると、ティッシュを引き抜く音が聞こえて、ごそごそ動く気配。
そっと布団から顔を出すとなんだか変な匂いがした。
わたしのとは違う、生臭い様な匂い。
これ、お兄ちゃんの……?
わたしは布団をかぶり直して、無理やり目を閉じた。
お兄ちゃんも、下で横になったみたいだった。
お互い何も言わない。何もしない。
しばらく心臓の音がうるさかったけど、目を閉じてじっとしているといつの間にか寝てしまっていた。
朝起きると部屋はいつも通りで、まだお兄ちゃんの小さな寝息が聞こえていて、なんだか昨夜のことが夢だったみたいに感じた。
起きてベッドを下りる。お兄ちゃんのいる下段にはカーテンが引いてあって、姿は見えない。わたしは音をたてないように身支度を整えて部屋を出た。
お母さんやお父さんもいるところじゃないと、顔を合わせるのが怖かった。
顔を洗ってキッチンに行くともう朝ご飯が並んでいて、お母さんが「おはよう」と笑いかける。
わたしはなんだか悪いことをしたような気分で、「おはよう」が小さな声になってしまった。

