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秘密の二段ベッド
第2章 師匠大活躍
周りには確かに人はいなかったけど、こんな道端で、オナニーとか……!
戸惑うわたしに、藤崎さんは尋ねた。
「あやねちゃんは? しないの?」
オナニー、と今度は息だけの声で言ってくれる。
にこにこと笑う藤崎さんに見つめられるとなんでも言えるような気がして、わたしはこくりと頷いた。
「す、する……。しました……」
「ふふ、なんで敬語なの」
「だって……」
なんだか悪いことしてる気がして、と言葉が勝手に出る。
藤崎さんはきょとんとして、
「皆するよー普通じゃない?」
と言った。
わたしはちょっと衝撃的だった。
「皆? してる? ほんとに?」
「してるしてる。本貸した子もきっと皆してるよ~」
「え、じゃあ佐々木さんも、なかちゃんも?」
わたしは藤崎さんのグループの子の名前を出した。罪を暴くみたいでドキドキした。
でも藤崎さんはなんでもないことのように返す。
「してるよ~あきちゃんも、小田ちゃんもしてるしてる。わたしなんて毎日のようにしてるよ~。気持ちいいもん」
そう言いきってあははと笑う藤崎さんを見てると急に胸の中がすっきりした。
そっか、そうだよね、気持ちいいもんね。皆、きっとしてるんだ……。
「そっか、普通か」
呟いたわたしの背中を藤崎さんがバンバン叩く。
「普通普通! まぁ普通人には言わないかもだけど」
「ええっ」
「うふふ、大丈夫。あやねちゃんがしてること人に言ったりしないよ。本貸したことも内緒にしてるでしょ?」
「う、うん。ありがとう……師匠」
わたしがお礼を言うと藤崎さんは一瞬動きを止めて爆笑した。
戸惑うわたしに、藤崎さんは尋ねた。
「あやねちゃんは? しないの?」
オナニー、と今度は息だけの声で言ってくれる。
にこにこと笑う藤崎さんに見つめられるとなんでも言えるような気がして、わたしはこくりと頷いた。
「す、する……。しました……」
「ふふ、なんで敬語なの」
「だって……」
なんだか悪いことしてる気がして、と言葉が勝手に出る。
藤崎さんはきょとんとして、
「皆するよー普通じゃない?」
と言った。
わたしはちょっと衝撃的だった。
「皆? してる? ほんとに?」
「してるしてる。本貸した子もきっと皆してるよ~」
「え、じゃあ佐々木さんも、なかちゃんも?」
わたしは藤崎さんのグループの子の名前を出した。罪を暴くみたいでドキドキした。
でも藤崎さんはなんでもないことのように返す。
「してるよ~あきちゃんも、小田ちゃんもしてるしてる。わたしなんて毎日のようにしてるよ~。気持ちいいもん」
そう言いきってあははと笑う藤崎さんを見てると急に胸の中がすっきりした。
そっか、そうだよね、気持ちいいもんね。皆、きっとしてるんだ……。
「そっか、普通か」
呟いたわたしの背中を藤崎さんがバンバン叩く。
「普通普通! まぁ普通人には言わないかもだけど」
「ええっ」
「うふふ、大丈夫。あやねちゃんがしてること人に言ったりしないよ。本貸したことも内緒にしてるでしょ?」
「う、うん。ありがとう……師匠」
わたしがお礼を言うと藤崎さんは一瞬動きを止めて爆笑した。