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秘密の二段ベッド
第3章 お兄ちゃんの憂鬱
起きる時間になっても頭が重かった。全身が鉛みたいに重い。
無理やり起き上がると、なんだか股間がすぅすぅした。
……ゆうべめちゃくちゃ出たもんな……。

上の段を見上げる。
まだ二人とも寝てるみたいだ。すーすーと寝息が聞こえる。

まったく……僕が下にいるの忘れてんのかな? あやねはそういうとこあるからなぁ。
ハァ……とため息が出る。
ゆうべはあやねの友達が来てるしさっさと寝ようとベッドに入った。練習の疲れもあったしいい気持ちで寝てたのに。

あやしい吐息とベッドがきしむ音に目が覚めた。
最初はあやね一人がしてるのかと思った。おいおい友達がいるのに……と思っていたら、いつもと違う声が混じって、二人でしてるんだと気が付いた。

やらしいくちゅくちゅいう音に女の子二人のあげる切ない声。
そんなの、興奮するに決まってる。
僕のは触る前からギンギンに硬くなって痛い位だった。

音をたてないようにそっと握るとぞくっと快感が走って、それからはもう夢中。
二人の高まりに合わせてシコシコやってたら大量に射精してしまった。

ベッドの隅の丸めたティッシュを見やる。
いつにもまして大きい。朝の光の中で見るそれはほんとうに汚いものに見えて嫌だ。臭いし。コンビニ袋に突っ込んでぎゅっと口を縛ってゴミ箱に捨てる。
こんなの、あやねには見せられない。
だけど、見せつけたい気持ちになる時もある。
……というか、オナニーしてる時はばっちり想像してしまっている。

あやねに僕が扱いてるとこを見せつけて、あやねもそれを見ながらして……。
イキそうになると、あやねのオナニーでぐしょぐしょになったアソコに突っ込んでめちゃくちゃ腰を振ってるのを想像する。
我慢汁がダラダラ垂れてすごいことになる。

ヤバイ……想像してたら勃ってきた。僕は考えを中断してバタバタと朝練の準備をした。
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