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秘密の二段ベッド
第5章 お兄ちゃんの決意

「あっあと一粒だけ」
わたしは慌ててもう一粒口に放り込んだ。
「ん!」
舌が溶けそうなほど甘い。
「あっそれすごい甘いよ」
「言うの遅い~!」
ジタバタと身悶える程甘い。
あはは、とお兄ちゃんが呑気に笑う。
わたしは目をぎゅっと閉じて、頑張ってもぐもぐする。
「そういえばもう一個のお土産ってなんだろな? これか」
とお兄ちゃんが身悶えるわたしの横で紙袋をガサガサと開ける音がする。
「!!」
お兄ちゃんが息を呑む気配がした。
ようやく甘すぎるチョコを飲み込んで目を開けると、ヒラヒラした布を持って固まっている。
「? なぁに、それ……」
手を伸ばすとお兄ちゃんがわたしの手にそれを押しつけてきた。
広げてみるとそれはピンクのひらひらした長いキャミソールみたいなものだった。
「あ、かわい……」
言いかけたわたしの手から、ちゃんと掴めていなかったもう一枚の布が落ちる。
拾うとそれは紐の、紐の……。
「ええっ」
わたしはびっくりして声を上げた。
わたしの手の中にあるのはTバックのパンティだった。
ヒラヒラとしたキャミソールもスケスケで、とても体を隠せそうにない。
これって、普段着るのじゃなくて、その、勝負下着……みたいな……。
二人して黙り込む。
師匠~~~! カーッと頬が熱くなる。きっとわたしの顔は真っ赤になっているだろうな、と思うと余計恥ずかしい。
ぐるぐるぐるっ! と下着を丸めるようにまとめると、紙袋につっこんだ。
それをお兄ちゃんがじっと見ている。
わたしは慌ててもう一粒口に放り込んだ。
「ん!」
舌が溶けそうなほど甘い。
「あっそれすごい甘いよ」
「言うの遅い~!」
ジタバタと身悶える程甘い。
あはは、とお兄ちゃんが呑気に笑う。
わたしは目をぎゅっと閉じて、頑張ってもぐもぐする。
「そういえばもう一個のお土産ってなんだろな? これか」
とお兄ちゃんが身悶えるわたしの横で紙袋をガサガサと開ける音がする。
「!!」
お兄ちゃんが息を呑む気配がした。
ようやく甘すぎるチョコを飲み込んで目を開けると、ヒラヒラした布を持って固まっている。
「? なぁに、それ……」
手を伸ばすとお兄ちゃんがわたしの手にそれを押しつけてきた。
広げてみるとそれはピンクのひらひらした長いキャミソールみたいなものだった。
「あ、かわい……」
言いかけたわたしの手から、ちゃんと掴めていなかったもう一枚の布が落ちる。
拾うとそれは紐の、紐の……。
「ええっ」
わたしはびっくりして声を上げた。
わたしの手の中にあるのはTバックのパンティだった。
ヒラヒラとしたキャミソールもスケスケで、とても体を隠せそうにない。
これって、普段着るのじゃなくて、その、勝負下着……みたいな……。
二人して黙り込む。
師匠~~~! カーッと頬が熱くなる。きっとわたしの顔は真っ赤になっているだろうな、と思うと余計恥ずかしい。
ぐるぐるぐるっ! と下着を丸めるようにまとめると、紙袋につっこんだ。
それをお兄ちゃんがじっと見ている。

