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秘密の二段ベッド
第6章 二人の夜
「まぁ本当に大人になるまで待ってたら、どうなるかわかんない気もするけど」
「え、え? どういうこと?」
急に師匠の声のトーンが変わった。
「だって、ずっと我慢するのって辛いかも。お兄さんモテそうだし、あやねちゃんでヌかない代わりに適当な女の子で済ませちゃうかもよ」
「えええええっ」
ガーン、と大きな岩が頭の上に落ちてきたみたい。胸がぎゅっと縮んだ気がした。
「ヤダヤダヤダそんなのっ」
「しょうがないよ、中学生男子の性欲なんてそんなもんかもよ。いくらお兄さんの鉄の意志でも崩しちゃうかも」
「えーっ、そんなぁ。どうしたらいいのっ」
「それはぁ、あやねちゃんが考えなきゃ」
「えーっわかんない……」
「したいようにするのが一番なんじゃないかなぁ。お兄さんなら受け止めてくれると思うよ」
師匠の目が優しく笑う。
「うん……」
したいように……。
わたし、どうしたいんだろう?
考え込むわたしを置いて、そろそろご飯の時間だから、と師匠は帰って行った。
わたしは寝転がってぼんやり天井を眺めた。
わたしのしたいように……。
わたしのしたいこと……。
うんうん呻っているうちにみんな帰ってきてご飯になった。
お兄ちゃんに気付かれるのが恥ずかしくて、お風呂でオナニーした。
もしかしてお兄ちゃんもこういうとこでしてるのかもと思って、お風呂でするお兄ちゃんを想像したらすぐイッてしまった。
わたしも本当に随分えっちな子になってしまったなぁと思った。
でもしょうがない。
好きな人がいつも近くにいて、オナニーの時はどんな感じだとか、声とか、匂いとか……知ってるんだもん。
わたしは自分の決意が固まって行くのを感じた。
「え、え? どういうこと?」
急に師匠の声のトーンが変わった。
「だって、ずっと我慢するのって辛いかも。お兄さんモテそうだし、あやねちゃんでヌかない代わりに適当な女の子で済ませちゃうかもよ」
「えええええっ」
ガーン、と大きな岩が頭の上に落ちてきたみたい。胸がぎゅっと縮んだ気がした。
「ヤダヤダヤダそんなのっ」
「しょうがないよ、中学生男子の性欲なんてそんなもんかもよ。いくらお兄さんの鉄の意志でも崩しちゃうかも」
「えーっ、そんなぁ。どうしたらいいのっ」
「それはぁ、あやねちゃんが考えなきゃ」
「えーっわかんない……」
「したいようにするのが一番なんじゃないかなぁ。お兄さんなら受け止めてくれると思うよ」
師匠の目が優しく笑う。
「うん……」
したいように……。
わたし、どうしたいんだろう?
考え込むわたしを置いて、そろそろご飯の時間だから、と師匠は帰って行った。
わたしは寝転がってぼんやり天井を眺めた。
わたしのしたいように……。
わたしのしたいこと……。
うんうん呻っているうちにみんな帰ってきてご飯になった。
お兄ちゃんに気付かれるのが恥ずかしくて、お風呂でオナニーした。
もしかしてお兄ちゃんもこういうとこでしてるのかもと思って、お風呂でするお兄ちゃんを想像したらすぐイッてしまった。
わたしも本当に随分えっちな子になってしまったなぁと思った。
でもしょうがない。
好きな人がいつも近くにいて、オナニーの時はどんな感じだとか、声とか、匂いとか……知ってるんだもん。
わたしは自分の決意が固まって行くのを感じた。