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秘密の二段ベッド
第6章 二人の夜
「なに……してるの、あやね」
震える声でようやくそれだけ言う。
あやねがいるのは上の段じゃなく、僕のベッドの上だ。あやねを思って何度もオナニーした僕の布団の上。
心臓の音がうるさい。手に汗がにじむ。
「お兄ちゃん、きて」
あやねはそんな僕に構わずこちらに手を伸ばす。
小さな手。あの頃と変わらない。
僕が守らなきゃいけない手。
「だめだ。あやね、上に戻って」
ベッドには近づかずに言う。
「……やだ」
あやねは強いまなざしで僕を見る。
僕の言うことなんか聞かないんだろうとすぐ解る。
「あやね、だめだよ。いい子だから戻って」
仕方なく近づくと、あやねが僕の手を取ってひっぱった。
前につんのめるようにしてベッドのふちに手をつくと、透けた下着をつけたあやねの体がすぐ間近にある。
月明かりの中で白く光るように見えるあやねの体。
胸には何もつけていなくて、ほんのり色づいた乳首が見える。かわいらしい乳首。
ごくっと喉が鳴る。
ぎゅっと目を閉じて見ないようにするけれど、あやねが腕を絡めるようにして僕の腕を引っ張るせいでその膨らみが腕に押し付けられる。
むにゅっとした柔らかい塊が僕の理性を吹き飛ばそうとする。
「だめだ、あやね」
奥歯を噛み締め、あやねの肩を押さえて引き離そうするけれど、あやねは身を乗り出して僕の首に抱きついた。
「だめだってば……!」
慌てて掴んだあやねの二の腕がふにゃんと手の中で柔らかく形を変える。
そのぬくもりと柔らかさに体の奥がジンと熱くなる。
震える声でようやくそれだけ言う。
あやねがいるのは上の段じゃなく、僕のベッドの上だ。あやねを思って何度もオナニーした僕の布団の上。
心臓の音がうるさい。手に汗がにじむ。
「お兄ちゃん、きて」
あやねはそんな僕に構わずこちらに手を伸ばす。
小さな手。あの頃と変わらない。
僕が守らなきゃいけない手。
「だめだ。あやね、上に戻って」
ベッドには近づかずに言う。
「……やだ」
あやねは強いまなざしで僕を見る。
僕の言うことなんか聞かないんだろうとすぐ解る。
「あやね、だめだよ。いい子だから戻って」
仕方なく近づくと、あやねが僕の手を取ってひっぱった。
前につんのめるようにしてベッドのふちに手をつくと、透けた下着をつけたあやねの体がすぐ間近にある。
月明かりの中で白く光るように見えるあやねの体。
胸には何もつけていなくて、ほんのり色づいた乳首が見える。かわいらしい乳首。
ごくっと喉が鳴る。
ぎゅっと目を閉じて見ないようにするけれど、あやねが腕を絡めるようにして僕の腕を引っ張るせいでその膨らみが腕に押し付けられる。
むにゅっとした柔らかい塊が僕の理性を吹き飛ばそうとする。
「だめだ、あやね」
奥歯を噛み締め、あやねの肩を押さえて引き離そうするけれど、あやねは身を乗り出して僕の首に抱きついた。
「だめだってば……!」
慌てて掴んだあやねの二の腕がふにゃんと手の中で柔らかく形を変える。
そのぬくもりと柔らかさに体の奥がジンと熱くなる。