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秘密の二段ベッド
第6章 二人の夜
「……僕だって、好きだ」
気付けばそう口に出していた。
あやねの体がピクッと震える。
「本当?」
「うん……。でも、だから、これはだめだ」
僕はあやねの腕を引き離しにかかる。
だけどあやねは意外に力強くて、僕の体を絞めつけて離さない。
「やだ、やだもん。どうしてだめなの」
さらに強く抱きしめられて、柔らかな胸が僕の背中で潰れているのを感じる。
薄いTシャツ越しに小さな突起の感触も感じてしまうと、ジンジンとペニスが熱を持って硬くなっていく。
「お兄ちゃん、約束覚えてる?」
あやねが背中でつぶやく。
「……覚えてるよ。覚えてるから、ちゃんとしたいんだよ。ちゃんと大人になって、あやねのこと守れるようになってから……」
「守ってもらわなくても平気だもん。好きなのに何でいけないの? お兄ちゃんが大好きなの」
駄々をこねるようにあやねが半ば叫ぶように言う。
腕はますます僕を絞めつけて苦しい位。
「あやね、待って……苦しいよ」
そう言うと腕の力が緩んで、僕は覚悟を決めてあやねの方に振り向いた。
僕を見上げるその顔は涙で濡れていて、うるんだ瞳にじっと見られると胸が痛んだ。
どうしたらいいんだろう。
「僕だって……あやねとしたいよ」
気が付いたらそうつぶやいていた。
スケスケのあやねの体を見ないようにじっとあやねの顔だけを見つめる。
あやねの目が大きく見開かれる。
「でも、あやねを汚すような気がして怖いんだ。わかるだろ?」
そっとあやねの小さな肩に手を置く。
「わかんないっ、わたしは大丈夫だもん、好きなんだから大丈夫だもんっ」
あやねがぶんぶんと首を振る。
気付けばそう口に出していた。
あやねの体がピクッと震える。
「本当?」
「うん……。でも、だから、これはだめだ」
僕はあやねの腕を引き離しにかかる。
だけどあやねは意外に力強くて、僕の体を絞めつけて離さない。
「やだ、やだもん。どうしてだめなの」
さらに強く抱きしめられて、柔らかな胸が僕の背中で潰れているのを感じる。
薄いTシャツ越しに小さな突起の感触も感じてしまうと、ジンジンとペニスが熱を持って硬くなっていく。
「お兄ちゃん、約束覚えてる?」
あやねが背中でつぶやく。
「……覚えてるよ。覚えてるから、ちゃんとしたいんだよ。ちゃんと大人になって、あやねのこと守れるようになってから……」
「守ってもらわなくても平気だもん。好きなのに何でいけないの? お兄ちゃんが大好きなの」
駄々をこねるようにあやねが半ば叫ぶように言う。
腕はますます僕を絞めつけて苦しい位。
「あやね、待って……苦しいよ」
そう言うと腕の力が緩んで、僕は覚悟を決めてあやねの方に振り向いた。
僕を見上げるその顔は涙で濡れていて、うるんだ瞳にじっと見られると胸が痛んだ。
どうしたらいいんだろう。
「僕だって……あやねとしたいよ」
気が付いたらそうつぶやいていた。
スケスケのあやねの体を見ないようにじっとあやねの顔だけを見つめる。
あやねの目が大きく見開かれる。
「でも、あやねを汚すような気がして怖いんだ。わかるだろ?」
そっとあやねの小さな肩に手を置く。
「わかんないっ、わたしは大丈夫だもん、好きなんだから大丈夫だもんっ」
あやねがぶんぶんと首を振る。