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秘密の二段ベッド
第6章 二人の夜
「お兄ちゃんだって、わたしでえっちな事したくせにっ」
あやねがそう言って僕のペニスに手を伸ばした。
もう硬くなったそこを、あやねの手がきゅっと掴む。
ビクンッと体が震えた。

「ひゃっ……」
自分から掴んだくせに、あやねはびっくりした顔ですぐに手を離した。
僕の大きく膨らんだ股間を見つめる。

「あ、熱いんだね……」
一度握られた上にそんなことを言われて、僕の理性は本当にぶっ飛びそうだった。
もう、天然なんだから……。
僕はため息とともにあやねの涙を拭こうと手をあげた、その時。
思ったより近くにあったあやねの胸の先端に、僕の指先がかすった。

「あっ!」
今度はあやねの体がビクンと震えた。
ぷるっと胸が揺れるところをまともに見てしまう。

はっとして顔を上げるとあやねと目が合った。
数秒じっと見つめ合う。
「ご、ごめん……」
謝ると、あやねが下を向く。
「か、感じちゃった?」
冗談のつもりで言った言葉にあやねはますます下を向いて、
「うん……」
と恥ずかしそうに頷いた。

小さくなったあやねが可愛くて。
透けた下着に包まれた体が小さく震えているのが解って。
僕はもっと知りたくなった。
僕の指に反応する体を。
僕の愛撫に悶える声を。

「あやね……」
僕の声にあやねがゆっくり顔をあげて目と目が合った瞬間、僕の理性は綺麗にふき飛んだ。
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