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第6章 二人の夜

「お兄ちゃんのこれ気持ちいい？　お兄ちゃんの、入ってるの解る？」
次々質問しながら、お兄ちゃんは腰を使ってくる。
「んぁんっ、はぁ……っ、うんっ……わかる、よぉ……」
入ってるし、動くのも、形まで解る。
お兄ちゃんの、ビンッビンに勃起したおちんちん。
たくさん想像した、お兄ちゃんのおちんちん。
それが、いやらしい腰使いでわたしの中に出入りしてくる。

「あやね……」
お兄ちゃんがたまらない、という風にぎゅっとわたしを抱きしめる。
わたしもお兄ちゃんを抱き返す。
汗ばんだ肌がぴったりくっつく。ヤラシイ気分で頭がいっぱいになる。
アソコもグジュグジュで、だんだんとお兄ちゃんの腰の動きが早くなってくるのに、痛みは搔き消えるようになくなって、代わりにむず痒いような快感が押し寄せてくる。

「あっ、あっ、あっ！　あぁんんっ、すご、い、はぁぁっ」

おちんちんが中で暴れてるみたいだった。
熱ぅいおちんちんがわたしの中を突きまわす。
自分の中がお兄ちゃんのでいっぱいになってる。
気持ちいいところに擦れて、引っかかって、突かれて。

アソコが溶けちゃいそう。
気が付くとわたしはお兄ちゃんの腰に足を絡み付かせていた。

ギシッギシッギシッとベッドが鳴る。
「ああっ、ああんっ！　あ～っ、あ～っ！　おにぃちゃあんっ……入ってるよぉっお兄ちゃんの、中動いてるぅっ……」
わたしは自分でも初めてと思えないくらい乱れて、腰をくねらせて喘いだ。
ずっと、ずっと我慢してたんだもん。そう自分に言い訳した。
ずっと待ちわびた、大好きなお兄ちゃんのおちんちん。
気持ち良くないわけなかった。

ギシッギシッギシッギシッ。
一層ベッドのきしむ音が高くなっていく。