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Birthday’s
第2章 10月ー沙織の誕生日ー
「そう言えば、沙織ちゃんと祥悟ってどうやって知り合ったの?友達の紹介とか?」
「いえ、全然。本当に偶然なんです。」
私は正直に祥悟くんとの出会いを話した。
祥悟くんが、友達からと言ってくれたことも。
アメリカに行く前までは友達関係だったことも。
お母様は大笑いしながら、
「ひっど、何それ。前見てなくて蹴っ飛ばすなんて最低じゃない!ちゃんと怒った?沙織ちゃん」
「いえ、私が急に屈んだからで。でも、それがあったから、今こうして祥悟さんと居られるんだと思うと本当に不思議ですけど。」
「いえ、全然。本当に偶然なんです。」
私は正直に祥悟くんとの出会いを話した。
祥悟くんが、友達からと言ってくれたことも。
アメリカに行く前までは友達関係だったことも。
お母様は大笑いしながら、
「ひっど、何それ。前見てなくて蹴っ飛ばすなんて最低じゃない!ちゃんと怒った?沙織ちゃん」
「いえ、私が急に屈んだからで。でも、それがあったから、今こうして祥悟さんと居られるんだと思うと本当に不思議ですけど。」