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Birthday’s
第2章 10月ー沙織の誕生日ー
結局、私は祥悟くんの部屋を出て、リビングに行く。リビングにはお母様がいて。
「あら、おかえり。お楽しみは終わった?」
…そんなことしてませんけど。
いや、してたかな?
「祥悟さん、着替えるみたいなので…」
「そう。まぁ座って?沙織ちゃん、紅茶飲みましょう。」
そう言って席を立つと、キッチンに行ってしまう。
しばらくして、ティーポットとソーサーに乗ったカップを2組持ってきてくれる。
ピッチャーには温めたミルク。
レモンの乗ったお皿とシュガーポットもお揃いでとっても上品なティーセットだった。
別のお皿に乗ったクッキーも勧められる。
以前私が祥悟くんに出した紅茶とクッキーとは偉い違いだ。
「沙織ちゃん、もう祥悟にプロポーズはされたの?」
「え?」
「あら、まだなの?」
「ま、まだ、というか、その、結婚を前提に、のお付き合い、とは、言ってくれました、けど…」
「まだ具体的な言葉はないんだ。指輪も?」
「あら、おかえり。お楽しみは終わった?」
…そんなことしてませんけど。
いや、してたかな?
「祥悟さん、着替えるみたいなので…」
「そう。まぁ座って?沙織ちゃん、紅茶飲みましょう。」
そう言って席を立つと、キッチンに行ってしまう。
しばらくして、ティーポットとソーサーに乗ったカップを2組持ってきてくれる。
ピッチャーには温めたミルク。
レモンの乗ったお皿とシュガーポットもお揃いでとっても上品なティーセットだった。
別のお皿に乗ったクッキーも勧められる。
以前私が祥悟くんに出した紅茶とクッキーとは偉い違いだ。
「沙織ちゃん、もう祥悟にプロポーズはされたの?」
「え?」
「あら、まだなの?」
「ま、まだ、というか、その、結婚を前提に、のお付き合い、とは、言ってくれました、けど…」
「まだ具体的な言葉はないんだ。指輪も?」