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Birthday’s
第2章 10月ー沙織の誕生日ー
祥悟くんが、スーツに着替えて降りてきた。
ネイビーの三つ揃いのスーツ。
パッと見白く見えたけど、よく見ると淡いグレーのピンストライプが入ったワイシャツ。
ネクタイはシャンパンゴールドにブラウンとネイビーの細いラインが入ったレジメンタルで、少し光沢があって華やか。
さりげにつけたカフスもお洒落。
こんなにスマートに三つ揃いを着こなせる20代、そうそういない…
ぼんやりとみとれていると、
「沙織ちゃん?行こうか?」
ポケットからベンツのキーを出して見せながら、声を掛けてくれた。
ビジネスバッグとも違う、アタッシュケースを持っていて、中身は分からなかったけど。
ネイビーの三つ揃いのスーツ。
パッと見白く見えたけど、よく見ると淡いグレーのピンストライプが入ったワイシャツ。
ネクタイはシャンパンゴールドにブラウンとネイビーの細いラインが入ったレジメンタルで、少し光沢があって華やか。
さりげにつけたカフスもお洒落。
こんなにスマートに三つ揃いを着こなせる20代、そうそういない…
ぼんやりとみとれていると、
「沙織ちゃん?行こうか?」
ポケットからベンツのキーを出して見せながら、声を掛けてくれた。
ビジネスバッグとも違う、アタッシュケースを持っていて、中身は分からなかったけど。