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Birthday’s
第1章 4月ー祥悟の誕生日ー
「俺はのんびりした4代目で、このままじゃあコイツに会社なんか任せられない、って思うよね。
だから、いきなりポジション与えて、ここでやってみろって事なんだって。自分より年上の人間に指示出して、引っ張ってかなきゃいけない。
馬鹿にされるのが嫌なら、実力で黙らせなきゃいけない。
実績を出さなきゃいけないんだ。実力のある人間には人がついてくる。逆に中身のない奴にはついていかない。だから、いきなり大風呂敷広げて、このポジションに見合う人間になれっていう、スパルタ教育。
課長になったのも、いきなりだったし、今回もそう。アメリカ行って、課長としては実績も残したろ、じゃあ次は部長だって、自分じゃ登れない高い木の上にポンって乗せられて、梯子外される俺の身にもなってみて?昨日か胃が痛くてしょうがないよ。周りからみたらジュニアだから依怙贔屓されてるとしか思えないだろうし、親父はニヤニヤしてるし…」
だから、いきなりポジション与えて、ここでやってみろって事なんだって。自分より年上の人間に指示出して、引っ張ってかなきゃいけない。
馬鹿にされるのが嫌なら、実力で黙らせなきゃいけない。
実績を出さなきゃいけないんだ。実力のある人間には人がついてくる。逆に中身のない奴にはついていかない。だから、いきなり大風呂敷広げて、このポジションに見合う人間になれっていう、スパルタ教育。
課長になったのも、いきなりだったし、今回もそう。アメリカ行って、課長としては実績も残したろ、じゃあ次は部長だって、自分じゃ登れない高い木の上にポンって乗せられて、梯子外される俺の身にもなってみて?昨日か胃が痛くてしょうがないよ。周りからみたらジュニアだから依怙贔屓されてるとしか思えないだろうし、親父はニヤニヤしてるし…」