この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Birthday’s
第3章 番外編ー由美子と誠ー

押しも押されもせぬ店の顔、夜の蝶となり数年。
店の客とホステスとして、誠と由美子は出会う。
誠はいい客だった。
まず、呑み方がキレイだ。
酔っ払うこともないし、ケチでもないからそこそこのボトルを入れて、それなりのスピードで消費してくれる。
必要以上のボディタッチもしない。
生活費と弟の学費を稼ぎに来ている由美子にとって、貰って一番嬉しい物は現金だった。
さすがに客に金をせびる訳に行かないので、何か欲しいかと聞かれたら、メジャーなブランドのバッグなど、換金性の高い物を貰い、すぐ金に換えた。
そんな由美子は、アフターが嫌いだった。
アフターで高級ディナーに連れていかれるなら高いボトルを開けてもらったほうが何倍も嬉しかった。
店の客とホステスとして、誠と由美子は出会う。
誠はいい客だった。
まず、呑み方がキレイだ。
酔っ払うこともないし、ケチでもないからそこそこのボトルを入れて、それなりのスピードで消費してくれる。
必要以上のボディタッチもしない。
生活費と弟の学費を稼ぎに来ている由美子にとって、貰って一番嬉しい物は現金だった。
さすがに客に金をせびる訳に行かないので、何か欲しいかと聞かれたら、メジャーなブランドのバッグなど、換金性の高い物を貰い、すぐ金に換えた。
そんな由美子は、アフターが嫌いだった。
アフターで高級ディナーに連れていかれるなら高いボトルを開けてもらったほうが何倍も嬉しかった。

