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Birthday’s
第3章 番外編ー由美子と誠ー
「あら、だってこんなことして下さるご主人なんてそうそういらっしゃいませんよ?」
「いい歳して恥ずかしいったら。」
そう言いながら、由美子はリビングのテーブルの裏で一枚のカードを見つける。
それには、
『続きはオヤツのクッキーの中』
とあった。
「ちょ、清水さん!これどういうこと?清水さん知ってたの?」
「あら、いいえ、私は何も。ただ、祥悟さんにクッキーをお願いされていたら旦那様についでにこれを入れてくれとたたんだ紙を渡されましたが。中身は存じませんわ。」
「それにしたって何か企んでることは知ってたんじゃないの!真逆清水さんに騙されるとは思ってもみなかったわ!」
「あら、騙すだなんてそんな…でも奥様?これ、裏にも何か書いてありますよ?」
手元に揃った4枚のカード。裏にはそれぞれ
『marry 』『you 』『Will 』『me?』
並べ替えると
Will you marry me?
誠 のプロポーズのメッセージと同じだった。
「清水さん…クッキーって、どんなクッキー…?」
「いい歳して恥ずかしいったら。」
そう言いながら、由美子はリビングのテーブルの裏で一枚のカードを見つける。
それには、
『続きはオヤツのクッキーの中』
とあった。
「ちょ、清水さん!これどういうこと?清水さん知ってたの?」
「あら、いいえ、私は何も。ただ、祥悟さんにクッキーをお願いされていたら旦那様についでにこれを入れてくれとたたんだ紙を渡されましたが。中身は存じませんわ。」
「それにしたって何か企んでることは知ってたんじゃないの!真逆清水さんに騙されるとは思ってもみなかったわ!」
「あら、騙すだなんてそんな…でも奥様?これ、裏にも何か書いてありますよ?」
手元に揃った4枚のカード。裏にはそれぞれ
『marry 』『you 』『Will 』『me?』
並べ替えると
Will you marry me?
誠 のプロポーズのメッセージと同じだった。
「清水さん…クッキーって、どんなクッキー…?」