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穴を掘っている
第6章 終焉


茉莉亜は起き上がり、浴室へと向かった

脚がガクガクする

こんなセックス……

最近した事なかった

何度も何度もイカされて……

よぎる禁忌よりも強い快感に溺れた

自己嫌悪

………と気怠さに目眩がしそうだった


体躯を洗い浴室から出ると悠真を探した

悠真は何処にもいなかった

茉莉亜は胸騒ぎを覚えた

一度も入った事のない悠真の部屋へと向かった

ドアをノックしてもシーンと静まり返ってドアは開けられる事がなかった

茉莉亜はドアを開けた

見渡すと……悠真の部屋は……何もなかった

フローリングの部屋は……ベッドしかなかった

茉莉亜は寒々しい部屋に……

自分の体躯を抱き締めた

「………何……これ……」

悠真のいた痕跡がない

住んでいた形跡すらない部屋に茉莉亜は慌てた

クローゼットを開ける

そこには茉莉亜が買ってやった服が掛かっていた

少しの下着と服

それだけが………


悠真のいた証だった

茉莉亜はベッドの上に封筒を見つけた

『母さんへ』

と書かれた手紙を見つけた

茉莉亜はベッドの上に腰を下ろし

封を切った






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