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人妻淫ら調教
第13章 揺れる心
 五郎の冷たい宣告に、反発したくなったが、


「禁止なん?残念やわ、アンタの干渉なしで楽しめる思たのに。」


(バカッ、なに言うてんの!コイツの策に乗ったら、いけんよ。)


 五郎は笑い出したくなるのを抑えて、


「そうや、禁止や。明日までな。まあ、したとしても明日、お前の身体に聞いてやるわ。そしたら、すぐにわかるわ。」


「身体に聞くって、そんな、淫らしい!アンタの思い通りになんて、いややわ!」


 投げ捨てるように言いながら、玲奈は肉体が自分を裏切るのを止められないと感じていた。


「それでこそ、玲奈や。明日がたのしみやわ。ふふふ、それから三木田がお前によろしくって、言うてたで。」


 三木田の名を聞いた途端、玲奈に昼間の屈辱が蘇り、屈辱と怒りでカアッと身体が熱くなった。


「誰が、あんたの、アイツも仲間でしょ!ケダモン!」


「言っただろ、お得意先だってな。ふふふ、明日も得意先を回るからな。覚悟をしとくんだな。ふふふ。」


「そんな、うそでしょ!明日もなんて、そんな、、」


 明日も得意先回りと聞いて、玲奈は言葉を失った。
 同時に暗い絶望の淵に落ちて行くのを感じていた。


「まあ、明日になれば、わかるさ。ほな、ソロソロ寝るわ。おやすみ、玲奈。」


「そ、そんな、待って、人でなし!待って!」


 玲奈の叫びも虚しく、携帯は切れていた。


(そんな、いやよ!あんな思いをするのなんて、絶対にいや!)


 男の企みに、何もできない自分の無力さを呪っていた。
 そして、復讐のチャンスと五郎を殺す武器はなにがいいかを考え始めていた。

 玲奈への電話を切り、五郎は明日への準備を兼ねて道具とビデオカメラのチェックをしながら、


(ちょっと毒が強かったかな?しかし、明日はどうなるかな?明日の方が手強いヤツやからなぁ。まあ、慌てんでも玲奈の方から崩れて行くはずやしな。まあ、追い込むのは俺か!)


 明日も玲奈を他の男との慰み物にする計画を立てながら、昼間のビデオのチェックをしながら、五郎の顔に悪魔の笑いが広がっていた。


「ふふふ、面白いな。嫌がりながら、感じてる自分を抑えようとして、余計に感じてるんや。つまり、露出系と羞恥系か?三木田とのも、エエ顔してるわ。隠すのはもったないけど、しゃあないわな。まっ、手はあるかな。クククッ。」
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