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人妻淫ら調教
第13章 揺れる心
 熱いコーヒー入れていると、ドアが開く音が聞こえ、


「おはよう、玲奈。美味そうなコーヒーの匂いがしてるね。1杯くれるかな?」


「えっ、あっ、はい、コーヒーですね。」


 五郎の意外な態度に、思わずドギマギしながらコーヒーをもう一杯用意していた。
 昨日の朝とは違い、何もしてこない五郎に彼女は不気味さを感じていた。
 コーヒーを一口、味わっていると、


「メールをみてないんやな、玲奈。」


「えっ、メール?あっ、携帯、見てなかったわ。まさか?うそっ、あの会社の!」


 玲奈の肌を羞恥と屈辱が赤く染めた。


「ふふ、綺麗に撮れてるやろ。お前の顔、淫らしいけど綺麗な顔してるわ。ふふふ。」


「酷すぎる、こんなん、酷すぎる。いややのに、、、。」


 思わず声をあげて、玲奈は泣き始めていた。
 しかし、彼女の気持ちを無視するように、


「嫌がる女を言うこと聞かすんが、サドの楽しみやからな。あきらめるんやな。それから、この部屋は後一週間で出ていくからな。」


 玲奈がさっき聞いたばかりの事を五郎が告げると、


「別の場所って、この建物からどこかへ移るの?どういう事なの?」


 少し涙に濡れた顔で聞いていた。


「うん、新しいプロジェクトのために別の建物を借りてくれたのさ。それに、俺達がここで何をしているか、支社長も知ってるんでな。ふふふ、一般の社員には知られたくないんやろな。ふふふ。」


「支社長が、知ってる?うそっ!そんな、酷い、会社ぐるみなんて!」


 玲奈の中で激しい絶望と復讐心が、同時に芽生え復讐心が彼女の拠り所となり始めていた。


「クククッ、会社ぐるみじゃないがな。ユックリ教えてやるよ、お前がなんでこんな目にあってるかな。ふふふ、ソロソロ始める、玲奈。」


「えっ、もう?まだ、早いんと違うん?」


 彼女が戸惑い、少しの抗議の混じった声で言うと、五郎が彼女の机に近づきながら、


「あぁ、早いかもな。けど、準備と確かめなきゃならんからな。足を開けよ。」


「えっ!そん、な、、」


 女の言葉は途中で途切れ、男の唇で言葉は奪われた。


(あかん、やめなきゃ、、ん、、けど、、流されたら、、あかん、、)


 突然のことで、男の唇を拒否しようと思っていた気持ちを裏切るように、玲奈の唇と舌は男を受け入れ、その唇と舌を求めた。
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