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人妻淫ら調教
第20章 淫辱に乱れて
 五郎の言葉に冷酷な匂いを、玲奈は感じていた。


「明日って、始めてくれるの、ウチの復讐。今アンタを殺す方が、ウチには一番の復讐やと思うけど。」


 玲奈は憎まれ口を叩きながら、彼の言う復讐に期待していた。
 五郎がユックリと椅子に座りながら、玲奈を床に降ろした。


「そうやろなぁ。けど、復讐はして欲しいんやろ。明日は会社は休んだらエエ。まあ、お前には迷惑はかけんからな。証拠は動画でとっといてやるわ。」


「証拠って、そうね動画にしてくれたら、、少しは気が晴れるかも知れへんかもね。」


 そう答えながら、彼女はバスタオルで身体を拭き始めた。


「ふふふ、それでエエわ。チョッとはヤリガイが出て来たわ。クククッ。」


(さあ、どうかな?まっ、この娘の闇の原因が利用できるんなら、毒でも食うてやるわ。まっ、明日のことは、明日や!)


 五郎の中にも微妙な変化が現れつつあったが、彼はまだ、気づいていなかった。
 身体を拭き終わりバスタオルを腰に巻き付け、玲奈の肉体をユックリと鑑賞するように眺めていると、ノックの音が聞こえ、


「山口さん、入ってもいいですか?」


 少し躊躇いながら、遠慮がちに若い女性の声が聞こえた。


「うん、良いよ。まだ、裸だけど、滑田さんやね。どうぞ。」


 人の声に慌ててバスタオルを身体に巻き付け、玲奈は隠れる所を探したが、


「失礼します。あっ、ごめんなさい。ホンマに裸なんですね。」


 受付に座っていた女性が入って来ると、玲奈は五郎の身体の後ろに隠れたが、余り効果はなかった。


「うん、今あがったとこやから。どなにしたん(どうしたの)?」


「あっ、はい、あの、社長がこちらの準備は出来たので、都合を聞いて来て下さいとのことなんで?」


 五郎に窺うような視線を投げながら、唇を閉じた。


「そうかぁ、ホンなら仕度をしたら行くわ。それで、他には言うてなかっかな、三木田は?」


 確かめるように言う彼の言葉に、滑田靖子は伏し目がちに、


「えっ、はい、ご主人様は、先輩の言うことを聞いて、あの、奴隷の務めを果たせと、、。」


 諦めたように、少し投げやりな口調で靖子が告げると、


「ふふ、ヤッパリね。俺の言うことを全て聞けって言われたんやね?違うかい?」


 ゴクッと唾を飲み込む音が、靖子の喉から聞こえた。
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