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人妻淫ら調教
第22章 隷従への序曲
「あぁ、そこに冷蔵庫があるやろ?その中に冷たい飲み物があるから、見てみな。」


 軽く言う五郎の言葉通り、洗面台の横に冷蔵庫が置いてあり、ドアを開けると麦茶とアイスティーが入っていた。
 アイスティーを取りコップに注いだ。
 手渡しながら、


「これで良かったかしら?良く冷えてるわね。三木田社長が良く使ってるのね、この部屋。なのに、恵美ちゃんとはセックスしてなかったなんて、信じられへんわぁ。私にあれだけしてくんのにね。」


 最後は皮肉を込めていったのだが、


「うん、ありがとう、玲奈。三木田はなぁ、アイツの弱点は惚れた相手になんにもできない、いうところやな。タイプやけど好きな女やなかったら、エグいことするんやけどな。ふふふ。」


(ほう、三木田の事を気にしてる振りをしだしたか?まあ、言うとることに間違いはないけどな。これを飲んだら、行くか。)


 心の中で呟きながら、五郎はアイスティーを一口含み、喉を潤した。
 彼の様子を見ながら、少しずつ自分自身の緊張が解れて行くのを玲奈は感じていた。


「つまり、私には好きとか言う感情はあの社長にはないんね。つまり、好きなタイプの女やけど興味はないってことね。それで、あれだけワヤしてくれるんは、イヤやわ!けど、アンタの方がもっとイヤヤワ!けど、アンタからは逃げられへんのね。」


 玲奈の諦めともつかぬ言葉を聞きながら、五郎はアイスティーを飲み干し、壁際の棚から縄を引き出した。


「そや、お前は逃げたかったら逃げたらエエんや。けどそれは、お前に取っては子供との永遠のお別れになるからな。ふふふ、この縄を使うてやるわ。朱い江戸組みの縄や、柔らかくて肌にも優しいからな。それと、こいつを着けるんや。ふふふ。」


「これで縛るん?身体には優しそうやけど?こいつって?うそっ!ヤッパリ、淫らしいオモチャやない!けど、あんたの狙いはこれなんね。それから?縄だけ。」


 呆れたように言う玲奈の唇が男の唇に塞がれ、玲奈は男の唇と舌を求め貪った。
 唇が離れると、五郎は玲奈を後ろ向きに立たせ首から朱い縄を足らし、乳房の真ん中の高さで結び目を作り、その後十センチ間隔で結び目を作って行った。


「そやぁ、亀甲に縛る意味が分かるな?それと、無線式のローターや。そう、素肌に縄。コートも用意してあるんでな。車の外を歩く時に隠せるやろ。」
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