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人妻淫ら調教
第4章 日常に戻って
 夕食の仕上げを終え、テーブルの上に料理を並べ始めた玲奈の携帯の受信ランプが点滅していた。
 周りに誰も居ないのを確かめて、携帯のメールを開いた。


「玲奈、返事が来ないね。
返事を出しやすいように、新しいのを送ったからね。
ふふふ、それから、昨日のは良く撮れてるよ。
返事を待ってる。
お前にやって欲しい事があるんでね。」


(えっ、新しい?うそっ、今は、ダメッ、でも、見られない?)


 添付された動画を開く事は躊躇われたが、見なければ五郎からの督促のメールが来るのが予想されたが、一人になるまでは、絶対に開けられなかった。


(みんなが寝るまで、待たなきゃ。返事、遅くても、大丈夫よね。)


 自ら不安を消すように自分に言い聞かせていた。


「ふふっ、やっぱすぐには無理か。さて、目隠しはすんだし、ホムペにあげるか?まあ、しかし、掘り出しモンやな。月曜日からが、オモロなってきたな。」


 昨夜のビデオを編集しながら五郎は、股間のモノが力を蓄えて来るのを感じていた。
 パソコンの画面には、昨夜の玲奈の痴態が大写しにされていた。
 顔の目の部分が四角くマスキングされ、誰かはわからないように加工されていた。


(いつ頃来るかな?夜中やろな。まあ、月曜日まで何にもする気はないけどな。その方が相手に想像させて、オモロイしな。クククッ。)


 五郎の中に玲奈に対して、ある確信があったが、それを月曜日までに確かめるつもりだった。
 夕食も済ませ、家族が寝静まったのを確認すると、玲奈は一人で浴室へ急いだ。
 裸になり、鏡に自分の姿を映すと、白い肌に紅く鞭の痕が鮮やかに残されていた。
 鏡の中の自分の姿に悔しさが込み上げ、下唇を噛み大粒の涙が頬を伝った。


(なんで、なんで、わたしなん?なんで、なんでぇ、、悔しい、悔しい、、あんなやつに、、なんで、、)


 昨日からの運命の変転が玲奈には、信じられなかった。
 しかし、肌に刻まれた鞭の痕が玲奈に冷酷な事実を告げていた。
 悔しさを振りきるように、浴室へ入り、洗面器に一杯の湯を汲み、汚れを払うかのように何度も頭からかぶった。


「悔しい、けど警察には言えない。あの人には仕方ないけど、子供たちには知られたくないわ。どうしよう?悔しいけど、アイツの言うことを聞くしか、方法はないのね、、けど、、悔しい、、。」
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