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人妻淫ら調教
第23章 煉獄(れんごく)への扉
 脱衣室を出て社長室を通ると、寝室の方から若い女の喘ぎと悲鳴が聞こえたが、五郎は無視をして駐車場へ向かった。
 途中、受付を過ぎようとした時、滑田靖子が五郎と玲奈の前に来て、


「あの山口さん、ありがとうございました。彼とは別れます。丁度、見合いの話が来てるんで決心がつきました。」


「えっ?辞めるん?寂しくなるな。まあ、社長とは上手く話し合いなさいな。ほなね。」


 五郎に頭を下げる靖子の印象が、玲奈には羨ましく見えた。
 建物を出ると、


「受付の子、ん、何で、アンタに、ぃ、お礼なん?社長とは、別れるみたいに、ん、聞こえたけど。」


 細かいバイブレーションに責められながら、五郎に疑問をぶつけていた。


「ふふ、彼女は三木田と別れるつもりだってことさ。それに、最後の個人的な挨拶のつもりやな。どうなるか、見ものやけどな。」


「そんな、んん、けどぅ、ん、自由やから、んぁ、羨ましい、ぃい、、私、に、自由は、、ないから、、んん、、」


 悔しさと羨ましさのこもった言葉が、玲奈の現状を現していた。
 車へ乗り込みながら、玲奈の身体へのバイブレーションが止まり、


「ふふ、忘れとったわ。乗ったらまた、楽しませてやるわ。ふふふ、少し買いもんにいくけんな(買い物に行くからな)。お前を見てもらわなきゃな。まあ、軽くな。」


 含み笑いをしながら、玲奈の肉体を舐め回すように見る五郎の視線に、玲奈は寒気と視姦をされる羞恥に花芯が疼くのを意識していた。


「見て貰うって、露出?これでも、相当だと思うけど、もっとなんね?いややわ。」


 ハッキリと五郎に拒否を伝えながら、嫌が応でも人前での露出を強要され、拒絶出来ない事を彼女は知っていた。


「ふふふ、いややろなあ。人前でコートの下が裸で、おまけに縄が身体中を走り回ってるんを人に見せるんやからな。フフッ、けど、お前は従うやろな。子供の顔が見たいはずやからな。フフッ。」


 悪辣な笑いが、男の顔に浮かんでいた。
 玲奈の中に男への殺意と男に逆らえない自らの立場の複雑な思いだった。
 同時に男の与える侮辱と軽蔑に満ちた淫らな悦びに、抗う事の出来ない自身の肉体と心を彼女は憎みながら、五郎からの淫らなそれを望んでいる自分を許せなかった。


「そうね、アンタの言う通りね。けど、私は望んでないからね。」
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