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人妻淫ら調教
第23章 煉獄(れんごく)への扉
 玲奈の叫びを聞きながら、五郎は冷たく、


「ふふふ、まだ、足らんなあ。素直さが。リモコン上げてやるわ。素直になれるやろ?」


 言いながら、ローターのリモコンの目盛りを一番上に上げた。


「んんん、ん、、やっ、、んう、、いっ、、ひっ、、ぃいぃ、、」


 バイブレーションの高まりとともに、辛うじて残っていた玲奈の理性のカケラが吹き飛んでいた。
 そこには、快楽を求めるだけの淫らな一匹の牝犬がいた。
 玲奈の左手はローターを動かし、自らの快感だけを求めるように喘ぎ乱れた。
 横目で見ながら、五郎は悶え続ける玲奈のコートの前を広げ、明るい午後の日射しの中に形の良い乳房が晒された。


「ふふふ、しっかり見て貰うんや。もうすぐ駅に着くからな。楽しめよ、玲奈。」


 面白がるように言いながら、五郎はリモコンの目盛りを一番下まで下げた。
 潮が引くようにバイブレーションが小さくなり、ローターからの快感が一気に減少し、玲奈の中に物足りなさと快楽への渇望が残った。


「んん、ん、何、、もう、、駅?んんんん、もう、、少し、、お願い、、、」


 快感の霞がかかったような瞳で、甘えるように玲奈が言うと、


「あかんで、玲奈。もうすぐ、駐車場や。クククッ、着いたら可愛がってやるわ。ふふふ。」


 皮肉に言いながら、五郎は駅のデパートの裏側の立体駐車場に車を入れ、四階の駐車場へ止めた。
 車を止めると、玲奈の唇に男の唇が重なりもつれあった。
 玲奈は時が止まったように感じ、このままでいたいと思い始めていた。


(このままで、いたい、ん、、んふ、、バカッ、、奴隷、、この人の、モノで、、アホッ、、けど、、)


 玲奈は自分の気持ちと現実を受け入れ始め、もっと淫らに調教されることに抵抗感が薄れ始めていることに玲奈は気づいた。
 五郎は玲奈の変化に気づき、


(コイツは、ヤッパリ変わってきたな。クククッ、後が進めやすいな。まっ、露出にどれだけ反応するかやな。ククッ。)


 含み笑いをしながら、五郎は今夜の予定を変えようか考え始めていた。
 唇を放し、五郎はユックリと羞恥に染まる人妻の肌を鑑賞していた。


「玲奈、そごうに行くで。最初はあたり屋からやな。ふふふ、後は後やな。」


「そんな、そんな所から?けど、、拒否は、できんのんね、」


 悔しさを込めた声が響いた。
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