この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
人妻淫ら調教
第23章 煉獄(れんごく)への扉
 店内に入り何気ない風を装いながら、玲奈の着るコートの胸元を五郎が少し開け、熟れた人妻の胸の谷間を店員の目に晒した。
 男性店員のゴクリッと唾を飲む音が聞こえ、女性店員の蔑むような視線が玲奈の肌を刺した。


「大判焼き四つね。」


 五郎の声に止まっていた空気が動いたように、急いで紙袋に大判焼きを入れ、ホカホカと湯気のたつまま玲奈の前につきだした。
 金を払い大判焼きを受け取り、店の外へ出ると店員の声が風に乗って聞こえてきたが。


「何、今のん?商売の人?やらしいなぁ。男はあんなんに弱いんよ。」


「えっ、いやぁ。けど、あの胸はエエなあ。触りたいわぁ。」


 おちょくるような、バカにしたような言葉が聞こえ、人妻の羞恥心を煽った。


(違、う、、商売、女、じゃない、、ん、、)


 答えたい言葉が出ず、玲奈の唇からは抑えられた喘ぎと熱い吐息がこぼれた。


「ふふふ、お前の事を誉めてくれてるで。ヤラシイ女としてな、ククッ。デパートの中に入るで、みんなに見てもらうんやマゾの変態女としてな。クククッ。」


 女の耳元で蔑むように呟くと、ローターのリモコンを止めた。
 引き潮のように快感の波が引き、玲奈の身体から力が抜け緊張の糸が緩むと同時に、人妻は肉体に物足りなさとある種の寂しさを感じていた。


(バカッ、何を淋しがってんの、、ん、ドスケベの変態女よ、アンタわ!この男の、、ん、思う壺よ、、けど、、たぶん、、この人の、、言う、通り、かも、、アホッ、、否定しぃ、、最低やわ!)


 玲奈は自らを罵り、蔑んだが、それを否定出来ない事を認め始めていた。


「だ、誰が、アンタの思い通りには、ならんわよ。ん、、」


 意地から反発するように言う玲奈の身体を支えるように、彼女の腰を抱き寄せながら、


「ならんてか?そいつは、お前次第やな。デパートの中に入ったら、もっと楽しいで。クククッ、エレベーターとエスカレーター、どっちで楽しもうかな?ふふふ。」


 オチョクリ、バカにしたような言い方に玲奈は腹が立ったが、男の言葉を否定出来ないことを自ら認めながら、悔しさから唇を噛み、男の侮蔑に耐えた。


「私が断られへんのを知ってるのに、なんで、私を苦しめるん、教えて、お願い!」


「ククッ、お前を苦しめるのは俺が楽しいからや。サドの俺にとってはマゾのお前は必需品や。」
/440ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ