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人妻淫ら調教
第23章 煉獄(れんごく)への扉
 男の言葉がこれからの自分の運命を暗示しているようにかんじられ、玲奈は唇を噛み自らの運命を呪っていた。
 三階へのエスカレーターに乗ったことすら、彼女は覚えていなかった。


「ふふふ、三階着いたら後ろの学生が、どうでるかやな。まだ、着いて来てるからな。ふふ、足、もう一回上げて見せてやるんや。お前の淫らしい姿を見て貰うんや。クククッ。」


 ローターからの快感の刺激と晒し者にされた羞恥が、玲奈の肉体を包み、人妻をギリギリと追い詰めていた。


「お、お願い、、ん、許、してぇ、、もう、こんな、事、、ね、んん、、、」


 五郎に許しを乞うように言いながら、今度は彼女は右足を一つ上の段に上げ、下から覗く者に全てを晒していた。
 彼女が足を開くと同時に、後ろから歓声があがった。


「うわっ、また足を開いたで!見てみ、下着着けてへんで!うわわっ!」


「すごっ!挑発してるんやろか?なあ、ちょっと、オッサンに聞いて見いひんか?」


 高校生らしい男の声が好色に変わり、


「な、なんや、全部見せてもらうんか?それとも、やらして貰うとか?」

「そ、それは、無理やろ。けど、身体触らしてくれるくらいわ?あるんとちゃうか?」


 などと、ストレートな欲望を現す言葉が、人妻の耳を撃ち、恐怖とその後の情景が玲奈の脳裏に浮かび、彼女に屈辱と同時にローターの刺激以外に秘芯が疼くのを感じ、唇を噛んだ。


「ふふ、聞こえたか、玲奈。三階に着いたら聞いて来るぞ。ふふふ、フェラ位はさせてやるかな?」


「そん、な、お願い、、許、して、あの子たち、、犯罪、よ、、お願い、、」


 懇願するように言う人妻の声をせせら笑うように、


「ククッ、大丈夫やで。お前さえ、チャンとしてやればな。ふふふ、たまには俺と三木田以外のも味わうチャンスやで、牝犬。クククッ」


「ケダモン、ん、、やっ、ダメよ、、、」


 玲奈の言葉が途切れると同時に、若い男が五郎に声をかけた。


「あ、あのう、その、お姉さん下着を着けてないんじゃ、ないですか?」


 若い男の言葉に少し驚いたが、


「ふふ、良く分かったね。下着は着けて無いよ。ふふふ。」


 五郎の言葉に、二人の男が元気付いたように、


「あの、お姉さんの裸を見せて欲しいんですけど、あきませんよね?」


 五郎の予想通りに言葉が返っていた。
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