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人妻淫ら調教
第23章 煉獄(れんごく)への扉
 心の中でほくそ笑みながら五郎が、


「ふーん、君ら高校生やろ?一番見たい時やわなあ。見るだけやな?そやな、ほんなら、もう一つ上の階に行こうか?そこなら、ええ場所があるから、来るやろ?」


「そ、そんな、やっ、んん、、だぁ、め、、」


 玲奈の抗議の声など聞こえなかったかのように、四階へのエスカレーターに五郎は、彼女を抱えながら乗り込んだ。
 五郎と玲奈の後を追うように男二人が付いてきたが、遠慮がちに質問をしてきた。


「あっ、あの、ホンマに見せてくれるんですか、その、お姉さんの裸?見せてくれるんやったら、あの、オッパイ触らして下さい。あきませんか?」


「そ、それと、あの、こんなん言うてもあかんと思うんですけど、お姉さんの口でフェラって、無理ですか?」


 女性経験などしたことのない童貞の高校生の剥き出しの欲望が、緊張した態度の中に期待がこめられていた。
 面白い物でも見るような態度で、五郎は、


「オイオイ、君ら高校生やろ?フェラチオは欲が深いなぁ。まあ 、触るくらいならエエけどなぁ。まっ、俺も忙しいしな。四階に着いたら、カメラのないとこに案内してやるわ。そしたら、補導の心配なくなるからな。ふふふっ。」


 補導と言う言葉にぎょっとした表情が浮かんだが、


「えっ、ホンマですか!ヤッタァ!」


 高校生の顔に喜びが爆発していた。


「うん、着いておいで、あそこの奥や。」


 五郎が指差す方向に歩きながら、


「玲奈、もうすぐ若い男のエキスを味わえるぞ。クククッ、商売女みたいにな。」


 玲奈の耳に囁くように言いながら、ローターのリモコンを切り、足を早めた。
 ローターの刺激がなくなると、潮が引くように玲奈の肉体から快感の波が収まり、人妻の中に少しの物足りなさが残った。


「どうして、、信じ、、られへん、んん、私を、、ううん、アンタは、、私を、、商売女と、おんなじに扱い、たいん、、んね、、」


 途切れ、途切れに言葉を絞り出しながら、男の悪意と貪欲な性欲に玲奈は寒気を覚えた。


「そうや、お前は商売女や。今はな。それに、お前のフェラは俺だけの物にするにはもったいないわ。フフフッ。」


「ケダモン、商売、ん、女、違う、、」


(いやっ、見も知らん、男の、なんて、いやっ、、)


 男の企みを拒絶出来ないことを玲奈は覚悟していた。
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