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人妻淫ら調教
第26章 剃毛
 ようやく唇が放れ、玲奈は五郎の冷酷そうな顔を惚れ惚れと見ていた。
 人妻の確実な変化を感じ取り、それを利用してマインドコントロールをするように聞いた。


「玲奈、お前は俺の牝犬奴隷やと言うたな。一生、俺の奴隷やてな。違うか?」


 はっとしたように、人妻が大きく息を吸い込むと、覚悟したように、


「えぇ、アナタ、いえ、これからはご主人さまですね。ご主人様で良いですか?それとも、五郎様?山口様では他人行儀ですしね。五郎様でよろしいですか?」


 玲奈は五郎に全てを支配され、従属することを選んでいた。
 同時に、そうすることでゾクゾクするほどの悦びを感じ始めていた。


(私、おかしいん?ううん、これでエエのよ。私は、この人の奴隷、死ぬまで牝犬奴隷。もう、普通には戻られへん。この人の言う通り、私はマゾの変態女よ。ナンもカンも五郎さんの言う通りよ。もう離れられへん。)


 人妻の変化を五郎は捕らえ、逃がさなかった。


「五郎様か、それでエエわ。人前でも、それでエエがな。五郎さんでも許してやるわ、人前ではな。あはは、素直になったな。ホンなら素直になりついでに、奴隷の印をお前の身体につけようか。」


 彼の言葉を聞いて、玲奈が一瞬、ギクリッとしたが、


「奴隷の印、それは、下の毛を剃るとか?違うんですか、五郎様?」


(アンタ何言ってるん?五郎様とか、下の毛、剃ったら家に帰られへんわよ。どうするん?けど、私、そう決めたん、あかんことは、わかってる、けど、私、もう、この人の無しでは、、いけん、また、欲しがってる、、)


 玲奈は五郎の与える快感に依存し、求め始めている自らの肉体と心を肯定し、受け入れ、それ無しでは生きられないと感じ始めていた。


「うん、下の毛を剃るんや。今日はな。その内、ピアスは着けてやる。ふふ、その前に入門編で、剃毛や。綺麗にしてやるわ。」


「ピアス、ですか?少し恐いです。」


(ピアスって、良いの?わからへん、けど、元には戻られへん。)


 しかし、ピアスを着けると言う言葉に人妻の女の部分が、少し疼いた。


「そこのストレッチャーに仰向けになるんや。身体の力を抜いてな。動かんようにしてやってもエエんやが、そのままでいくか?」


(そのままなんて、無理!絶対に暴れてしまいそう。どうしよ?)


 玲奈の喉がゴクリと鳴った。
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