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人妻淫ら調教
第27章 日常の中の秘密
 鳥のさえずりが玲奈の耳に聞こえ、広いベッドに朝の光を浴びて目覚めた。
 白いシーツをめくり、裸であることに気づいた。
 そして、隣で眠る男の顔を確かめると、彼女は昨夜の光景が鮮やかに甦った。
 そして、思わず秘部を確かめ、黒い茂みが存在していないことを知った。


「やっぱり、夢やなかった。どないしょ、私、けど、、、」


 思わず口に出していたが、後悔よりも困惑の方が大きかった。
 剃毛されてからの記憶は曖昧で、余り覚えていなかった。
 ただ、浴室の中で何度も歓喜と悦楽の声を上げ続けた事だけは覚えていた。
 同時に女の部分が羞恥に疼くのを感じていた。


(どうしよう?寝たふりしようかな?けど、身体起こしたし、気づいてるやろし。この人は騙すんが得意みたいやし。でも、なんでかな、このまま離れたない。旦那も子供もいるのに、、、)


 どうしようか彼女が迷っていると、五郎の腕がユックリと動き、彼女の肩を抱き寄せた。


(えっ、なに?起きてるん?うそっ!)


 彼女が考える間もなく男の唇が彼女の唇を覆い、舌先が触れ合うと、彼女の全てが男の唇と舌を求めた。
 男と女の唇と舌が音を立て、貪り合うようにチュパッ、ムチュッと唾液をすすりあった。
 時を忘れたようにお互いに求め合いながら、ユックリと唇が放れ、


「うん、一寸前から目は覚めてた。お前の声が気持ちよかったからな。ふふ、少し聞いていたかったんや。そろそろ、大阪に行く支度をしなきゃならんからな。くくっ。」


「大阪って、私は家に帰る支度を、けど着るもんが、、。」


 言いかけて玲奈は洋服のことなど、スッカリ忘れていることに気づき、言葉を失った。


「あぁ、それなら大丈夫や。洋服ダンスを開けてみな、ちゃんとあるはずや。それから、会社まで送って行くわ。その方が忘れ物をせずに帰られるしな。」


 会社という言葉に、玲奈は昨日の事を思い出し、羞恥に全身がカアッと熱くなった。


「あの、会社で私は、何を?」


「うん、あの部屋で寝てればいいよ。アソコも明日か、明後日には新しいオフィスに引っ越しやからな。まっ、それは、俺が帰ってからの話しやけどな。」


(くくっ、ただ寝てるだけやないとは、思てると思うがな?それに、制服来て仕事してるシーンは、見てるヤツに色々想像させるしな。ふふ。)
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