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人妻淫ら調教
第27章 日常の中の秘密
 書いてしまって少し後悔をしたが、五郎の本心を探るつもりでメールをそのまま送信していた。


(これで、エエかな?けど、顔、そのまま隠さずに出すて言われたら?いけん、怖い、、あの人のことやから、やりかねへんわ。けど、私、、いけん、絶対にいややわ!)


 否定と、それを望みかけている心を打ち消す理性の働きとが争い、彼女の心と身体が揺れていた。
 吹っ切るように小走りになりながら、例の部屋へと急いだ。
 パソコンの前に座り、携帯のメール添付の動画を開いた。


「うそっ!こんな!、、、。」


 一つ目の動画を見て、玲奈は言葉を失った。
 男が一人、金属パイプで殴られ、大きなナイフで刺され、次の場面では土の中に埋められていた。
 驚くと同時に、全身を凍りつかせるような恐怖が彼女を襲った。


「これ、殺人?けど、うそでしょ!違う!死んでる、この人、死んでる!」


 思わず叫んでいた。
 そして、もう一件の動画を見るには、勇気が必要だった。
 同時に、男が血を流し絶命していくシーンに彼女は異常に興奮している自分を感じていた。
 二つ目の動画をクリックしていた。


「ひっ、こんな!この人も!私のために!ここまで?」


 玲奈は自分のために二人の男を殺してくれた五郎に、新たな驚きを感じ、心を奪われ始めていた。
 同時に五郎からは逃れられないと観念していた。


「動画を見ました。
怖いです。
死んだのですか?」


 思っていたことをメールに書き、送信していた。
 そして、メールを送信し終わると直ぐに五郎に電話をかけていた。


「もしもし、五郎さん。あれは、私のためですか?」


 ドキドキしながら一番聞きたいことを聞いていた。
 携帯の向こうから落ち着いた声で、


「そうや、お前のためや、玲奈。それから、携帯を手放しで聞こえるようにするんや、ハンズフリーいうやつな。ほれから(それから)パソコンを開くんや。テレビのスイッチも入れるんや。」


「えっ、テレビ?それって、生中継するってことですか?あの、顔、隠しては貰えないんですか?」


(うそでしょ!生中継なんて、目だけでも隠して貰わないと、そんなの、できないわ!)


 思わず本音を漏らしてしまったことを後悔したが、五郎の答えは、


「ふふ、よう(良く)わかったな。生中継や、しかも人妻OLの職場オナニーや。」
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