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人妻淫ら調教
第29章 神戸へ
 半分、乗り気になっている自分に、玲奈は驚きと自らの淫らさを否定できないでいた。


(神戸って、どう言い訳するん?けど、時間通りに帰って来たら、言い訳しなくても、、、。そうね、、時間通りなら、、。)


 高速バスで三時間かからずに行けるので、早めに帰れば誤魔化せる時間には戻れるはずだと計算していた。


(今から支度しなきゃ。けど、あんたオモチャにされるだけよ。あんだけのことされてんのに?子供はどうするん?けど、私、あの人と、居たい。なにをされても、どんなに恥ずかしいことされても、いけん、なに言うてんの!しっかりしい!)


 例え無理矢理に関係を結ばされ、淫らな責めをされたとしても、玲奈はそれを求め、欲していた。
 それがたとえ肉欲のみから出た恋情であったとしても、玲奈に後悔の念はなかった。
 同時に昼間の恥態を思い出し、女の芯が疼くのを感じていた、


(触りたい、いけん、許可なしになんて、できひん。でも、、内緒なら、、けど、、バレたら、、、無理、五郎さんには誤魔化されへん、、チョット、触るくらいなら、、、)


 浴槽の中で、欲望と五郎への隷属の感情が争い、


(少し、だけ、、、)


 自らに言い訳するように目を閉じ、左手で左の乳房を持ち上げるようにし、右手の指先で左の乳輪の中心に軽く触れた。


「んっ、、んん、、、いっ、、」


 思わずこぼれた声を圧し殺すように、玲奈は下唇を噛んだ。
 熱く湿ったモノが自信の蜜壷を満たすのを感じながら、玲奈は自らの手を止められなかった。


「ハウッ、、だめっ、、、や、止められ、、ない、、んん、、」


 快感に歯止めが掛からなくなり、彼女の左手が乳房からヘソの下へ、ツルンとした恥丘から疼き続ける花芯に軽く指先が触れた。
 白い肌がビクンッとなり、細い指先が花芯を奏でるように転がし始めた。


「んぅ、、んんん、、いけん、、、いっ、ぃぃ、、、」


 花芯を転がしていた指先が一本、遠慮がちに膣口に触れ、肉襞を掻き分けようとしたとたん、携帯が鳴った。


「あっ、はい、玲奈です。あっ、あなた?」


「もしもし、あぁ、俺。今夜帰れそうに、ないから明日、荷物だけ取りに帰るわ、じゃ。」


「えっ、今夜はお泊まりなの?」


 玲奈が叫んだ瞬間、ブツッと携帯が切れる音がした。
 夫からの電話だった。
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