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人妻淫ら調教
第30章 血飛沫(ちしぶき)
 玲奈の肢体を強調するような服装に、五郎は毛皮のコートを彼女の肩に掛けながら、ささやいた。


「ふふふ、綺麗な身体やな。外に出たら、周りの男共がみな見るで。楽しみやな。」


「そ、そんな、恥ずかしい、、、。」


 言葉で否定しながら、玲奈の女の部分が熱く疼くのを感じていた。


「ほな、行くで。はよ片付けて、さっさとかえろうや。おいで、玲奈。」


「あっ、はい。」


 五郎の言葉に引き摺られるように、玲奈も隣の部屋に入った。
 玲奈が殺した男は、そのままで動いていなかった。
 五郎が新しい袋を出し、


「玲奈、お前が一番憎たらしい奴の顔を見るか?」


 そう言うと玲奈の答えを待たずに、袋にハサミを入れ死んだ男の顔を彼女の方に向けた。


「ひっ、、あう、、袋、早く、かぶしてください。」


 玲奈の中に再び恐怖と人を刺した感触が甦り、ガタガタと身体を震わせた。
 恐怖に震える彼女の肉体をガッチリと抱き締め、カチカチと歯の根の合わない玲奈の唇を男の唇が塞いだ。


(うぅ、ん、、ん、キス?んん、、五郎、さん、、あたし、、あの、袋、、んん、、今は、、暖かい、、、)


 男の体温の暖かさが人妻の恐怖を和らげ、落ち着かせた。
 唇が離れ、玲奈の中にこのまま離れたくない思いが生まれ、戸惑いと背徳感が彼女の中で揺らめいていた。
 五郎が玲奈の肉体を放し、袋を死体の上から被せた。


「玲奈、手伝えそうか?袋の端を持ってくれるかな?」


「えっ、あっ、はい、、。」


 叫ぶように玲奈は答えながら袋の端を持ち、五郎の指示通りに死体の足まで隠した。
 袋の端を閉じると、五郎は入り口とは反対側のドアを開け、止めてあった車のトランクを開け、中に死体を納めた。
 大量の血が部屋と車の周りに残っていたが、五郎は無視するように玲奈を手招きし、車の助手席に座らせた。
 乗り込むとすぐにエンジンをかけ、ガレージを開け、五郎は車をスタートさせ海側へ車を走らせた。
 その後はスローモーションのような記憶しか玲奈には残っていなかったが、倉庫かコンテナ埠頭のような所で車を降り、死体を乗せたまま車だけが海に沈んだのを見ていた。


「さあ、帰るぞ、玲奈。タクシー呼んでるからな。そや、今日は旦那は帰るんか?」


「えっ?いえ、出張で帰っては来ないです。それが?」
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