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人妻淫ら調教
第5章 悪魔の企み
 悔しさに耐えるように、下唇を噛み五郎をにらんだが、突然耳を塞がれたように音がきこえなくなり、別の音が聞こえた。


「ヘッドホン!テレビの音?うそっ!」


「その通りさ、コイツでお前と話しも出来る。あらら、もう千を乞えてるな。世の中スケベが多いなあ。まだまだ増えるぞ玲奈。人妻とつけただけでいくらでもヒットするからなぁ。」


 テレビ画面の映像は金曜日のあのホテルで、玲奈が目覚めたところから始まっていた。
 セーターをハサミで切り裂かれるシーンになると、画面のすみのカウンターの数字が跳ね上がり、すぐに一万を越えた。
 玲奈は画面を見ることが出来ず、目をつぶり下を向いていた。
 玲奈のアゴに指がかかり、彼女のアゴを持ち上げ顔を上向かせた。
 レシーバーとビデオカメラを着けた男の顔が、玲奈を見つめていた。


「玲奈、聞こえてるだろ?ちゃんと見るんだ。最初はいやがってたのになぁ、最後は自分から腰を振ってたからなぁ。ふふふ、素直になれるようにしてやるよ、玲奈。先ずはコイツとこいつからだな。ふふふ、楽しみだな、お前の調教ショーをどれだけの男が見るか?もう、五万越えたな。」


「いやっ、許して、、お願い、、なんでも、、いうこと聞くから、これ以上は許して、、、」


 玲奈の言葉は唇で塞がれた。
 男の舌が彼女の歯に触れ、閉じられた扉を開くように歯茎(しけい)から歯根、歯ぐきへ動いた。


(やっぱりか、けど今度は開かせてやるわ。ふふふ、ビックリするぞ。)


 崩れそうで崩れない人妻の意地の扉をこじ開けるように、玲奈の制服のブラウスのボタンを外し始めた。
 同時に左手にプラスチックの楕円形のモノを、人妻の右の乳房に布地の上から押し付けた。


「んっ、、んん、、」


 思わず声がこぼれ、反射的に人妻の歯が開いた。
 待ち構えていた男の舌が。こじ開けた人妻の扉の先に潜り込み、彼女の舌を探り触れた。


(ん?噛み切られんし、逃げへんな?)


 軽い驚きが五郎をより大胆にさせた。


(んん、だめ、応じちゃ、、舌吸われてる、、だめ、噛むのよ、、んん、、だめ、、やめられ、ない、、んん、、)


 舌先を触れ合わせた瞬間、玲奈の意思とは逆に舌を吸われる度に男の舌と唇を求め、唇を放す事が出来なかった。


(ふふ、思た通りの女やな。舌絡めて、オマケに吸うてるし。)


 
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