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第32章 煉獄に囚われて

　屈辱と同時に、男の指が自らの中で動くたびに、人妻の肉体を甘い刺激が彼女の本当の状態を男に教えていた。


「ふふふ、身体は正直やな、玲奈。さっきイッタばっかりやのになあ。どこまでもドスケベな人妻やなぁ。クククッ、後でお仕置きやな。ふふふ。」


「んん、違、う、、んん、、」


　甘い喘ぎと否定の言葉が唇から同時に零れた。
　甘い刺激に耐えながら、玲奈は全身を使い五郎の身体にボディソープの泡をユックリと塗り広げていった。
　玲奈の様子を楽しみながら、五郎はスルリと女の身体から指を引き抜いた。


「ふふ、ビッチョリやな。クククッ、何がエエかな？鞭やロウソクは飽きたしな。ふふ、逆さ釣りもありやな。車の中やしなぁ。どうするかな？」


「そんな、やっ、許、して、、お願い、、、」


　哀願するように言う人妻の身体をガッシリと抑え、腰に手を回した。


「どうするかな？許して欲しいんや？クククッ、泡だらけやな、玲奈。正直に認めるんや。俺の身体を洗いながら、濡らしてたことをな。そしたら、考えてやっても、エエわ。」


「やっ、そんな、、けど、あなたには、、隠されへんのね、、その通りよ、、洗いながら、感じて、たわ。濡らしていたわ。」


　玲奈は否定しようと思ったが、認めても認めなくても、五郎のお仕置きを受けるのは確実だったので、素直に認めることにした。


「ふふ、認めるんや、玲奈。後でしっかりお仕置きをしてやるわ。クククッ、シャワーを浴びるぞ。」


　半分からかうように言った五郎の言葉に、玲奈に有無を言わせぬ力があった。
　玲奈は男の理不尽さを感じたが、それ以上は抱き上げられシャワーを一緒に浴び、そのまま立たされ男の手が玲奈の汚れを落とすように全身を撫で回した。
　乳房と腰回りからヒップラインへ、ユックリと人妻の反応を確かめるように淫らに男の指先が動いた。
　屈辱に耐えるように、玲奈は唇を噛んだ。
　乳房の中心を嬲るように、左の乳首を中指と薬指で挟み転がした。


「んっ、、やっ、、んん、、、」


　必死でこらえた人妻の唇から、思わず声が零れた。


「ふふ、やっぱりな。感じてるんや。クククッ、オモロイな。もうちょいしたら、綺麗になるわ。このままでも、構わんかな？ふふ。」


　五郎が玲奈の身体を離し、上から下まで眺め回してから言うと、


「そ、そんな、やっ、、」