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人妻淫ら調教
第32章 煉獄に囚われて
 答える代わりに、五郎は縄を玲奈の首にかけ、亀甲に縛り始めた。


「縄化粧をしておいてやるよ。それから、着るんだ。ふふふ、足りないかな?まあ、どこまで我慢できるかな?ふふふっ。」


「この上に、こんなんされたら、まともに歩かれへんし。ん、なんか、ゴリゴリ当たりだしたし。」


 亀甲縛りが玲奈の肉体の特徴をより強調し、さらに秘部には、縄の結び目が五、六個施され、花芯を刺激するようになっていた。
 縄化粧が施され、より強調された乳房と腰からヒップへのラインに縄目が走り、男の目が好色に光り、人妻の羞恥を煽った。


「ふふふ、それが狙いや。ミニスカにダウンを羽織れば、街中は歩けるわな。まっ、別荘に行くまでやしな。それに、二番目の課題や。濡らすなよ。濡らしてもエエが、ちょっとでも、喘いだらアウトや。声もな。」


「そんな、無理でしょ。濡らすなって、それに、喘ぐなって、五郎さんがどうしたいかでしょ。けど、それが、課題なんですね。」


 玲奈は、完全に無理な課題だと思ったが、課題も条件も全て、五郎の気分次第でどうにでもなる事を最初の課題で知っていた。


(こんなの無理、けど、やれば、たとえ、わずかでも逃げられる可能性があるなら、、。)


 玲奈が僅かな可能性にかけるか、迷っているとき、


「そうや、課題や。無理やて?ふふ、けど、お前はチャレンジするやろ。クククッ、俺は、そういうお前が好きなんや。もっと虐めたくなるんや。ふふふ、さっさと服を着な。」


 嘲るように言いながら、五郎は自分の気持ちが少し変化し始めているのを、面白いと思っていた。
 五郎の命令に従うかのように、玲奈は渋々左右に縦スリットがヒップラインギリギリまで入ったタイトなミニスカートを履き、薄手のダウンジャケットを素肌の上に羽織った。


「これで良いのかしら?あの、ストッキングはないんですか?」


 五郎に聞き返しながら、玲奈は縄の記憶が身体に刻まれていることを感じて、思わず出そうになる喘ぎをこらえた。


(いけん、意識してないと、声が、ヤバイ、私、、負けそうになってる。無理かも、けど、解放されたい、、。)


 玲奈が自分の肉体と闘っているのを見ながら、五郎は次を考え、ほくそえんでいた。


「ストッキング?パンストならあるで、これや。ちゃんと捲って履くんやで、エエな。ふふふっ。」
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