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人妻淫ら調教
第32章 煉獄に囚われて
「捲って、五郎さんに見せるのね。恥ずかしい私を見たいのね。」


 喋りながら、玲奈は動く度に縄の結び目が花芯に当たり、その度に思わずこぼれそうになる吐息を必死で押し殺していた。


「そうや、お前の淫らしい恥ずかしい格好を見たいんや。俺の奴隷の耐える姿をな。そして、失敗したときの悔しそうな顔がな。くくっ、はよせんと、子供に会うのが明日になるぞ。」


 玲奈の泣き所を突いて、五郎は楽しんでいた。
 悔しさで、思わず唇を噛み、玲奈は屈辱に耐えスカートの裾を捲り、男の前に女の秘密を曝した。
 薄いパンティストッキングに左足を通し、太腿まで引き上げ、右足を通した。


「ふふふ、綺麗な足やなぁ。ホンなら、運転席に行くで。別荘に急がんとな。そや、その前に買い物や。ふふふ、楽しみやな。」


「そんな、子供に会わせてくれるんでしょ。買い物なんてしてたら、、、。」


 パンティストッキングを引き上げる動きをした拍子に、玲奈の秘部の縄の結び目が花芯を転がすように動き、彼女は吐息も喘ぎも漏らすまいと唇を噛み、慌てて声を出すのを堪えた。
 ニヤニヤしながら、五郎は、その様子をながめながら、


「嫌なら、エエんやで。子供には一生、会われへんで。ふふふ、好きにしたらエエんやで?」


 傷口を棒でつつくような言葉を、五郎は吐きながら、彼女の反応をうかがっていた。


「そんな、私に選択権はないんでしょ。五郎さんについていくだけやわ。嫌やけど。」


「クククッ、ようわかってるわ。ホンなら行くで。」


 宣言するように言うと、五郎は運転席へのドアを開けた。
 躊躇う、玲奈の手を、掴み引き寄せ身体を密着させた。


「えっ!?」


 思わず声に出して驚いたが、玲奈の内心は、またかと思い始めていた。


(いやや、この人のキス上手いけど、実がない。やっぱり使い捨て?)


 五郎は彼女の心を読んだように、すぐに身体を放し、運転席に座った。


「ソロソロ行くで。お前を曝す場所にな。クククッ。」


「あっ、はい。」


 思わず返事をしながら、少し玲奈は後悔していた。


(ばかっ、何を期待してんの?これから晒し者になるのに、あほっ。)


 彼女の気持ちなど分からぬように、五郎は車をスタートさせた。


「あと五分程や大したものはないがな。お前のホンマの姿を晒すには丁度エエやろ。」
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