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人妻淫ら調教
第34章 子供の寝てる間に
 真剣に問う玲奈の横顔は、ゾクッとするほど美しかった。


「ふふ、知りたいんや。少しずつや。お前がマゾやから、前から狙ってたのは事実や。けど、もうひとつ、二つある。会社の上司が黙認してるだろ?ふふふ、わかってるとは、思うがな?」


 玲奈の背筋に冷たい物が走った。


「うそっ、でしょ?まさか、けど、あの部屋、内緒じゃできないですね。けど?うそっ、そうなんですか!」


(嘘だって言って!そんな、嘘よ!けど、、そんな、、社内に、、あんな部屋、、、そんな、、、内緒。)


 課長と支社長の顔が浮かび、更に好色そうに彼女を見る目と、五郎に対する態度が彼女の中でパズルが嵌め込まれるように、全てが繋がり始めた。


「ふふ、そうなのさ。新しいプロジェクトだといっただろ。ふふふ、そういうプロジェクトさ。俺とお前のな。嫌なら、止めてもいいんだぞ。その意味は分かるだろう。ククッ。」


 五郎の心の中に、玲奈を憐れむような感情が沸き起こったが、それを無視するように彼女に言うと、


「そんな、社員を、そんなことに、、信じられない!」


「だから、違う場所でな。この間、使ったビルへな。もう決まったことだ。それに、あの映像のヒットが何よりのプロジェクトの後を押したんだ。全部、お前のお陰さ。」


 玲奈の目の前が、真っ暗になり、五郎に飛びかかった。
 すぐに右手を取られ、後ろ手に捻り上げられた。


「ふふふ、騒ぐと子供が目を覚ますぞ。ははは、子供に見せられるのか、縛られ、鞭で打たれて悶えまくってるお前の身体で姿をな。クククッ。」


 女の腕を捻り上げながら、五郎の中で押さえ付けてきた感情がフイに顔を見せた。


(あかん、この女を俺のモンだけにしたがってる。惚れたか。わかってたがな。しゃあないか。)


 気づかぬ振りをしてきた感情が、五郎の中で大きな物になっていたが、おくびにも出さずに人妻の腕を捻りあげたまま、空いた左手で乳房を軽く撫で、感触を確かめた。


「人でなし!人でなし!返して、私の全部を返して!」


「そうや、人でなしや!お前は、もとには戻れんのや!エエ加減諦めや!ほれに、(それに)乳首が勃ってんのはなんでや。コリコリして、騒ぐと子供が起きるぞ、玲奈。」


 子供という言葉を聞いた途端、冷静になったのか、玲奈は大人しくなり、


「私はどうすればいいん?」
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