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人妻淫ら調教
第35章 解き放された蜘蛛の糸(ときほぐされたくものいと)
 夫以外の男の唇と舌を求めることを嫌悪しながら、小娘のように夫以外の男の唇と舌を貪り求めていた。
 ゆっくりと粘りつくような接吻の余韻を味わうように、唇が離れ、お互いの意思を確かめるように二人の視線が絡み合った。


「ふふ、美味いな、お前の唇は。エエ感じの服やな。裸にするのが楽しみやな、クククッ。」


「そんな、恥ずかしい、けど、また他の男に私をオモチャにさせるんですね?」


 少し恨みの籠った口調で、玲奈は五郎に聞いていた。


「ふふ、そうやな。けど、それをやらすかどうか、まだ考え中や。食べ終わったら、さっさと行くで。どうなるか、楽しみにしときな。」


「他にも、あるってことですか?」


(まだ、私を、、いえ、この人は、私をボロボロになるまで、オモチャにするのよ。)


 玲奈の気持ちをもてあそぶように、


「うん、他にもオモロイことがあるんでな。まあ、昨日とどっこいかな?けど、殺しはないで。クククッ。」


「そんな、あれは、、、。」


 五郎の言葉に、玲奈は昨日の手の感触を思い出し、恐怖と淫らな記憶が同時に蘇り、思わず唇を噛んだ。
 同時に淡路島での三人の男のスペルマを浴びながら、被虐の悦びに溺れた淫らな記憶も鮮やかに蘇り、熱い蜜が溢れそうになるのを、玲奈はとめられなかった。
 玲奈の心を見透かしたように、男の右手が手が腰に回り、左手がスカートの上から内腿を撫で上げた。


「あ、五郎様、許して、ここじゃ、、ん、、んん、、だめ、、、」


 拒絶の声をあげながら、それ以上を望む自分がいることを玲奈は強く意識し始めていた。
 彼女の気持ちを読んだように、男の手が無遠慮にスカートの中に侵入し、硬く尖った花芯を軽く弾くように連続して転がし続けた。


「んん、ゆ、許、して、、これ、以上、、んん、、我慢、、でき、ひん、、かんにん、、、。」


「ふふ、よう感じるエエ身体や。我慢せんでもエエがな。クククッ、行く前に一発抜きたいが、まあ、後に楽しみはとっとくか?ふふっ。」


 言うと同時にスカートから手を抜き取り、身体を放した。
 潮が引くように、玲奈の肉体から快感が消え去り、返って彼女の疼きを大きくさせた。


「ふふ、物足りなんだか?まあ、そいつが狙いやがな。クククッ。片付けたら、行くぞ。」


「そんな、、片付け、、ですね。すぐに、、、。」
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