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人妻淫ら調教
第35章 解き放された蜘蛛の糸(ときほぐされたくものいと)
 玲奈の中に悔しさと、明るい陽射しの中で肌を晒すという屈辱に唇を噛みながら、着ているものを脱ぎ捨てた。


「どうぞ、検査してください。恥ずかしい、です。」


 五郎の目の前に立ち、足を肩幅に開き、男の目と指先の屈辱の検査という名の責めを、玲奈は待った。


「綺麗な肌やなぁ。ふふ、縄の痕も鞭の痕も、お前の肌には華にしかならんなぁ。クククッ。どれ、首筋からかな?」


 言いながら、右手に細長い物を持ち、玲奈の細いうなじに当てた。
 回転するブラシがうなじに触れ、人妻に微妙な刺激を加えた。


「ん、これ、歯ブラシ?ん、、。」


「ふふ、そうや。歯ブラシや。刺激をうなじにやっただけやのに、乳首の回りがプツプツ毛穴が開いて、乳首まで戦闘準備オッケーになってるやんか。どれどれオッパイは、触らんでも、これでわかったわ。ふふふっ。」


「そん、な、、ん、ん、そこは、、んっ、、」


 玲奈が答える間に、回転する電動歯ブラシはうなじから乳房の間を通り、ヘソから恥丘の下へ降り、花弁の一番上の敏感な場所へ触れていた。
 ヴィジュッ、ヴィジュッと淫らに肉の花弁と溢れた蜜が混じり合った音が、歯ブラシの回転音の間から滴りおちた。
 人妻の膝が崩れ、五郎に肉体を預け、歯ブラシの快感に溺れ始めた。


「んっ、んふっ、んん、ゆ、許、して、、、あっ、ぁあ、、だめぇ、、、」


 子供を幼稚園に送り届けた母親の顔が崩れ、快楽に溺れる牝犬の顔がそこにあった。


「くっくっ、中は確かめるまでもないなぁ。ジュッジュッ言うてるわ。もっと欲しいか、牝犬。どうや?」


 冷たい男の言葉に、崩れそうな理性の欠片にすがりながら、


「んん、だ、め、、止め、て、、ゆ、許、して、ぇ、、んんん、んあ、、、いっ、、ぃい、、、」


 最後の抵抗が虚しく崩れ、悦楽の波に飲み込まれ人妻の全てが被虐と肉欲に堕ちていた。


「ふふっ、この辺で止めておくか?続きは、仕度をしてからやな。」


 そう言うと、電動歯ブラシのスイッチを切り、快感に悶える人妻の肉体から放した。


「んん、そんな、、ん、、なんで、、、。」


 一旦火の着いた柔肌の火照りは、中々静まらず、玲奈は悶々としながら五郎が取り出した縄を見詰めていた。


「そこに座るんや。検査は終わった。どうした?縄が気になるか?ふふふ、縄化粧や。」
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